カチカチカチカチ。
時計の音だけが聞こえる。
眠れなかった。
グオー。
遠くで獣の鳴く声みたいなのが聞こえて
怖くて起きるとドアが少し開いた。
おばあちゃんが覗いている。
「眠れない?」
「うん」
するとおばあちゃんは温かいミルクを持ってきた。
「これはね魔法のミルク。」
そう言ってニッコリ笑った。
9/29 「おばあちゃんの魔法」
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「ただいま」
誰もまだ帰ってない暗い家。
独り言のように呟きながら応接の電気を着ける。
「ぎゃあぁ!」
誰もいないはずの部屋。
暗闇から照らされた人影。
そこには姉がいた。
「びっくりした~。脅かさないでよ。帰ってるなら・・」
姉の顔は既に涙でぐしゃぐしゃ。
化粧の溶けた顔はまさにお化けだった。
10/3 「姉=おばけ?」
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「どうしたの?」
答えはわかってたけど聞いてみる。
「・・・ふられた」
やっぱり。
「あのメガネの?」
たしか1コ下って聞いたような。
「ううん」お姉ちゃんは首を横に振った。
「付き合って1週間」
「えー!」
私が驚いているとお姉ちゃんは立ち上がり突然叫んだ。
「私整形するわ!」
・・・元気じゃん。
10/4 「恋多き姉」
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