釣猿おりたの釣行発信基地!!! -28ページ目

資源を大切にするアメリカの遊漁

2016年7月12日

場所:アメリカ、ワシントン州、ウエストポート

船:レンジャー

狙い:キングサーモン

獲物:キングサーモン、リンコッド、資源管理

感謝 : リチャード、パスカル


 

水産先進国と水産衰退国(日本)の比較をしてるけど、先進国に行ったこともない癖によく言えるね!って言われたら何も答えられないから、体験してきた!はっきりと違いが解った!日本でも同じ事をやれば、、、Don't ask !!!

俺らは超キチガイだから普通の人が理解できない様な糞マニアックな釣りもできるし、釣れなかったとしても悔しくない釣れるまでやるから。しかし、こういうのも時には必要となる。それは、いかに「簡単」に釣るか。彼女や家族と一緒に釣りに行く時、もしも釣れなかったら楽しくない。誰でも簡単に楽しく釣りをするには資源を増やすしかない。ニジマスの管理釣り場みたいにね。水産資源管理をしている国は、初めて訪れた旅行者でもこんなの釣らしてくれる!

 

2016年春に長崎に来てくれたリチャードが私の為に釣旅行をプレゼントしてくれた。彼は妹の旦那のお父さん。とても紳士でギャグが好きな方。

「リアリィ?ほんとに行ってきていいの?」

「もちろん!あなたは私が日本に行った時に同じことをしてくれた。だから返すのは当然のことだよ。」

「センキューサー」

インターネットで釣り船とホテルの予約をしてくれた。

 

雨具も買ってもらえた。隣にいるのがパスカル。彼と一緒に行くことになった。リチャードからクレジットカードを渡され2人は目を合わせニヤリ。※無駄には使ってませんw

 

これは酔い止め薬。日本では飲み薬が主流だが、これは耳の裏に貼る薬。リチャードが処方してくれた。

 

読んどけって言われた遊漁船の注意事項の書類3通を日本語訳して頭に入れておいた。「キープできる魚は1人1匹まで」ってとこ以外は日本とほぼ同じ。

 

車でカークランドから出発し、シアトルでフェリーに乗りブレマートンへ、ベルフェア、シェルトン、カルミチ、マックリアリー、エルマ、モンテサーノ、アバディーンを通ってウエストポートへ。ルート33沿いのBig Bubba's Burgersで休憩。

 

途中でこんなのもあった。サーモンが産卵しに登ります。の標識。

 

約4時間かけてホテルに到着。

 

この季節のワシントン州は夜10時くらいに暗くなる。それまで遊ぼうと決めていた。ビールもウィード買って準備は万端。

パスカル:「ビーチで遊ぶか町で遊ぶかどっちがいい?」

私:「もちろんビーチ」

パスカル:「イエー」

 

サーファー達が造った休憩所。

 

今日はここに決めた!この場所を2人は「キングダム」って呼んでた。サンセットボールで写真。ドラゴンボールの元気玉って言ったら笑ってた。知ってるんだね。

 

音楽もかけて、気分も最高!2人とも思いっきり遊んだ!本番は明日なんですけど。

 

早朝に港に到着。パスカルは「WTF! すめるずらいくあまいがーるふれんどぷ○しー」って言ってた。お世話になる船「レンジャー」。

 

SUNRISE

 

貼りは極太、ハリスも極太。乗船員がペンチでバーブを潰しバーブレスにしてた。

 

餌はコノシロのようなサッパのような。冷凍もんを解凍したやつ。

 

落として巻いて落として巻いての繰り返し。アメリカンな仕掛けだからライントラブルが多い。日本の仕掛けだったらもっと効率が良かったであろう。10回落としたら8回はライントラブル。この問題に気づいたら、それを避ける釣りへと変わる。効率が変わり魚へのアピール回数が増える。ってことは釣れるチャンスが増える。これは全ての釣りに当てはまる条件。チャンスを逃さないために「意識」を変える。海の中は見えない、だからこそ想像力を働かせる。これが釣りのブランクを乗り越えるための進歩。

 

乗合客11名、うちサーモン2匹。キープは1人1匹まで。

 

キングサーモン23lb 10kg

 

少女が大物をかけた!

 

スピシーズ。サメ。危険なのでサインを切ってリリース。

 

リンコッド!アイナメのようなトラハゼのような。身まで青かった。

 

乗船員のレン。「俺は釣りが好きだ!この仕事ができて毎日が楽しい!この仕事は俺の天職だ!アキヒロさあ釣りを楽しもう!」って言ってた!俺はこんな楽しい人間が好きだ!

 

この人は船が港に着いたら沢山の機械を持って船に乗ってきた。監視人。オブザーバー。サーモンを見にきた。機械を口に当てて何かを計ってた。第三者が管理をしている!乱獲を防ぐ為に厳しい管理をしている!この制度は日本にない!

 

これも日本にない。何を釣ったのか役所に提出しなければならない書類!魚、何時、どの船で

 

 

これがアメリカの釣りです。国が変われば遊び方も違います。資源を保護すれば魚は増えます。魚が増えれば釣りをしても簡単に釣れます。

 

日本は厳重な資源管理をしていません。これを「オリンピック制度」と呼びます。獲ったもん勝ちの漁業なんです。大手が勝つに決まってます。大手は資源を枯渇させることのできるシステムを持っています。それは大量殺人兵器や核爆弾となんだ変わりはありません。個人で営んでいる零細漁業者は魚が減る海では生活できなくなります。かつて日本には100万人の漁業者がいましたが今では16万人まで減りました。生活できないから辞めるんです。このままでは日本の漁業は死にます。

 

海に囲まれた日本であるからこそ、資源を管理し魚を保護すれば漁業大国を取り戻すことができるはずなんです。漁業は日本の第一次産業です。漁業を発展させると地方を創成することができます。

 

「地方創生」なんて言っている今の与党はなにをやってるんですかね?嘘ばっかり!これを変えることができるのは私達日本国民一人ひとりの声しかないです!

 

国民が政治に参加し、1票をどこに使うか考え、政治家を国民が決め、よりよい日本を造っていけたら良いと私は切に思います。

 

最後まで読んでいただき有難うごいざいました。