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『アメリカン・フィクション』あらすじと解説(ネタバレあり)「差別をやめよう」ということがもやは差別なのではないか? | きくらげの映画ブログ (eiga-bibouroku.com)

 

町山智浩『アメリカン・フィクション』を語る | miyearnZZ Labo

 

 

 

 

この映画は色んな考察を読んでからもう一回観た方がいい映画ですね。

 

色々な部分にメタファーがちりばめてあるらしいです

 

 

ふっつうに観てもオモシロい!!!

 

あの名作「FUCK」を書き始めたところからコメディーが始まる感じ

 

売れちゃうんだけど

売りたくないっていう

自分で妨害するためにこのタイトルにするんですね

 

 

あまり考えないで観たもんだから

最後で「え???え??これも?? あれ?」

ってなりましたよねーー

 

これは非常にHIPHOPと親和性の強い映画だと思いますね。

おしゃれにdisっていうか、黒人の地位がテーマなんですけど

全部嘘さそんなもんさっていうね

 

このタイトルが素晴らしいと思いました

 

ホントだ!!!ってなりますね

 

 

ここでは私なりの感想というか、思ったことを素直に書きます

 

昔ね

HIPHOPは黒人の音楽でやっぱり2PACとかB・I・Gみたいにゲットーを歌ったり

ギャングスタラップというように、もろに貧乏がゆえにっていうか差別に怒りを歌ったものや、底辺から麻薬の売人で成り上がったことを歌ったり、「今俺たちはこういう現状だ」っていうリアルをラップにした音楽だった

それは、白人が歌うとなんかタブーっていうかダサいフィルターがかかるようになっていたと思う。

実際、ビースティーボーイズとかice-tなんてかっこよすぎるのに、コアなhiphopファンにはちょっと馬鹿にされていた感があった。

実際ICE-Tはアフリカンアメリカンなんだけど、母が半分フランス人の血が入っていっる為、quarterなんですね

だから肌が黒人に比べると白いんですよ。それだけで

 

 

だから

この映画では黒人が本当はエリートなのにギャングとしての小説を書くっていう事なんですが

そこに主人公のモンクはジレンマを感じる

同じようなエリートの女性がやっていることに怒りを覚えるんです

黒人は貧しいとか差別されているとか悪い人とかギャングだとかのバイアスで小説が売れてもそれはつまらないモノなんだと

黒人だからというのが嫌いなんだと

実際は黒人はそんなに貧困ではないんですね

 

HIPHOPに戻しますが

実際にNWAのICECUBEなんてギャング映画出てますが、高学歴なんですよフェニックス工科大学行ってましたから

でも「FUCK THE POLICE」なんです。ただコンプトンという街はあの通りですがね

だから昔から多くの人々がやっている事だと思う

 

 

ここで一気に悪気があることを言いますが

これを日本人がやるという事にかなりのフィクションを感じるんです。

HIPHOPが日本に入ってきて、本当に貧乏から救われた人もいると思いますが

アンテナの高い山の手の金持ちがファッションで始めたんですよ。

(だって機材とか当時一般人が買えるレベルじゃない)

 

アメリカの文化と比べると桁違いにこの「フィクション」を感じるんです

今はHIPHOPが日本でも流行っていてそういうゲットーとか悪さって言うだけの音楽でもなくなってきたんで

政治的な事を言うとか日々に不満をRAPするとか辛すぎる生い立ちを歌にするって言うのが良いところで、かなり昇華した音楽だと思うますが

勘違いしてそこのフィクションをやっている人たちが居るところがなんだか滑稽なんです

 

また、昔話になりますが

90Sのチーマーなんて本当は山の手育ちのお坊ちゃんたちが作った不良グループです

金持ちが弱い者いじめで作ったグループ

そこいくと暴走族は本当に貧しい下町とか田舎中心でしたがね

だから、暴走族VSチーマーってなった時は迷わず暴走族を応援してました。

話がずれましたね。

 

 

まとめ

まとめて何が言いたいかって言いうと

不良性とか特殊な話って人を惹きつけるんだけど

フィクションかもよっていう事ですね

メディアが作った虚像を信じている愚かな幸せ者が我々なのかもしれない・・・・っていう映画でした

 

 

あ!!!!

 

この映画は雰囲気が良かったです

海際の家でね

オシャレでした