藝人春秋3 死ぬのは奴らだ (文春文庫)
水道橋博士の書いた本は何冊か読んできたが、いつも通りパンチが効いていて韻と隠をうまく利用した文章だ。
今回は何と言っても、このタイトル。
ジェームスホントが言ったか言わないか。
ヤバ目の内容だった。
特に凄かったのが、町山智浩さんも言っていた(あとがきも町山さん)あの、
M氏との殴り合い
元大阪府知事、橋下徹vs水道橋博士…と思いきや
やしきたかじん 「殉愛」そして、「ボーイズ」の相原社長、と様々な要因が絡んでくる。
水道橋博士は「たかじんNOマネー」を生本番中に降板した理由も、あのパロディーだと語っている。
そして、百田尚樹が書いた「殉愛」 その嘘を暴く本「百田尚樹「殉愛」の真実」の話
これはもう。日本の闇が見えます。
そりゃ、博士も鬱病になる。
武井壮vs寺門ジモンの話が最高に面白かった。
これはまさにエンターテイメント!!!
読んでいて、2人の天才っぷりが最高でした。
あとは
石原慎太郎vs三浦雄一郎の話も初めて知った。
やっぱり
政治って闇が深い・・・・
表側に見えているあの馬鹿っぷりは全て計算なのか?とも思わせる。
そんな大人な内容でした。



