原作 佐木隆三
1990年6月に発刊
後に絶版となるが、2020年2月11日公開の「すばらしき世界」 西川美和監督作品
映画『すばらしき世界』オフィシャルサイト|大ヒット上映中 (warnerbros.co.jp)
を受け
2020年7月に文庫本として復刊
という貴重な本。
このご時世で色々と事情もありなかなか映画館へ行けないので、原作だけでも読もうと思い読んでみました。
復刊したこの文庫本には
「行路病死人」も入っており、主人公 田村明義の死後について書かれている。
感想
主人公「山川一」の真っすぐな性格、元極道が刑務所から出てきて人間扱いされない・・・しかし、どこにも助けてくれる人はいる。
という、映画評のままなのだが、いかんせん、本で読むとやはり「身分帳」なだけに、堅苦しい漢字が多い。
そして、昭和に起きた荒々しい時代の事実が書かれているので、特にドラマ性とかは無く物語としての緩急は無いので、途中、新聞記事を読んでいるかのような感覚になる。
が、あまりにも生生しくもあり、人間臭さが書かれている。
これはいつかの本、新潮文庫の「凶悪」に似ている。
なので、映画で観たら絶対に面白い事が約束されている。
これは、よくできていて
映画見てから原作
原作を読んでから映画
まだ映画を観ていないが、どちらでも楽しめるだろうし、ループできるかもしれない。
この本自体は、本当に短期間で読んでしまった。
