その別荘の周りは木々と駐車場で他は何もなかった。

夏場はホテル客の為に、そこではキャンプファイヤーのサービスを行っている。

 

そんな別荘の中にいた人たち

 

高橋おやじ(32) おそ松くんのハタ坊みたいな感じの気のいいオヤジ。当時は30代をオヤジと呼んでいた。酒が飲めない。

このオヤジは酒が飲めないけど飲み会が好きで、ビールをなんとか我慢して呑む。

園内管理の季節社員で、ゴルファーズロッジに住んでいた。

 

渓流釣りという施設があって、遊具から少し離れた場所に川が流れていて、そこでニジマスの釣りと塩焼きを食べられる。

おもに、そこを任されている人で、後に僕がこの仕事を引き継ぐ

 

中嶋(20)おっぱいの大きなぼんやりした女の子。酒が好きで、1人でも毎晩呑んでいるという。

売店で働く季節社員

 

 

鈴木ユミ(22)僕と入社時期が全く同じ唯一の同期。この頃はまだ僕も鈴木も研修中だから、アルバイト扱いだが。

丸顔の目が大きくて可愛らしい子。同じヤングロッジに一人部屋で住んでいる。

先輩の石川さんが狙っている。

 

 

那須くん(21)3月から新入社員で入った少し先輩の、一個下

中途採用那須君というブログをここで書いたが、その人である。

後に大変なことになるが、この時は普通の気のいい青年でGWにアルバイトに来ていたかわいい子に速攻で手を出し、なかなかのプレイボーイな奴であった。

 

この4人んと僕と石川さんで、ワインを飲んだ。

安いワインだけど、山では氷もいらない、割物もいらないワインが重宝される。

この日は本当に楽しかった。

 

 

この日を境にみんなと仲良くなり、色々と面倒を見てくれるようになった。

先輩の石川さんは車を持っていて、鍵をつけっぱなしにしていて、このメンバーなら、一言石川さんに言えば、休みで石川さんが使わなければ車を使っていいとのこと。

 

高橋オヤジは朽ち果てた元レンタサイクルから、チャリンコを持ってきて、乗っていたが、ゴルファーズロッジだからもういらないと言って、チャリを僕に譲ってくれた。

おかげで、毎日快適に通勤できた。

快適に通勤といえば、それだけでなく、鈴木ユミが毎朝玄関で待っていて、一緒に通勤するようになった。

なんだか恋人みたいな気分で朝通勤していた。

 

鈴木ユミが一人部屋と知って、僕も一人部屋にしてくださいと、総務に言ったらあっさりと、1人部屋にしてくれたことも大きかった。

それからはよくこの鈴木ユミが僕の部屋にビールを持ってきた。

けど、先輩が狙っているのを知っているので、本当に困惑した。

この辺から鈴木ユミが何かと僕にくっついてくるようになって、通勤や、昼休み、も一緒挙句の果てには、僕が出勤で、彼女が休みの日に、遊園地に来て僕にずっと話してくるので、上司に凄く怒られた。