就職先は軽井沢にある「軽井沢おもちゃ王国」

 

:軽井沢おもちゃ王国とは:

元々は安達事業グループが展開するホテルグリーンプラザチェーンの一部

「軽井沢プレイランド」を

岡山県に本社を持つサンヨープレジャー㈱が展開するおもちゃのテーマパークのフランチャイズ契約し再建したもの。

この時、全国ではフランチャイズの第一号だった、後に、ホテルグリーンプラザ系列としては、兵庫の東条湖おもちゃ王国がある。

過去に、東京ドームもおもちゃ王国があったっが、2011年1月19日に閉園

 

 

 

業務内容は行ってから言い渡されるとのこと。

僕はもう半ばやけくそだったので、どうでもよかった。

電車に乗って、現地の「万座鹿沢駅」を目指した。

なんとなく、地元の友達にメールを送った。

そういえば、出発の前日に、地元の友達がお別れ会を開いてくれた。

今考えると、たかが群馬にいくだけなのに大げさだ。でも、このくらいの年齢の頃って

「地元にみんないて当たり前」っていう感覚だった。

田舎の人は「東京に出る」人は20そこそこで地元を出るけど、僕らは皆ずっと地元にいると思っている。

 

現に、地元を離れない先輩方が多い。

友達は皆、「がんばれよ」と言ってくれた。

両親も「しばらく頑張ってこい」と言って10万円くらいくれた。

電車の中で少し泣きそうになったがこらえた。

なんだか、ドナドナの歌が頭の中で響いた。悔しくてむかついた。

 

そうこうしているうちにお昼頃「万座鹿沢」に着いた。

マジで田舎!!

倒れそうだった。

 

軽井沢と聞いていたから、少しは都会的なものをイメージしていた・・・

駅前には小さなロータリーがあって、暇そうなタクシー運転手が3人くらいしゃべっていた。

昼食を取ろうとしたが

売店も飲食店もなにもない・・・

駅の反対側には道路があって、その道路をはさんだ所に「あさま食堂」なる田舎独特の雰囲気のある食堂があった。仕方がなくそこに入った。

 

そこのおばさんにうどんを頼んですすった。

こういうところで働いて暮らしていくのかと思うと、逃げ出したくなった。

どこまでもシティーボーイにできている自分が可哀そうで仕方がなかった。

 

 

後に、この食堂とは深い関係になっていくのだが、この時は申し訳ないがただの田舎の食堂に思えた。

そこで僕は何の感情もないまま昼食をとり終えると、駅のこじんまりとしたロータリーに戻り、来るはずの迎えを待った。