「へー 2枚目無料か」

 

漢は散歩の途中、とあるピザ屋の前でかの広告を見つけた

 

ガラス越しに見える自分

手櫛で髪の毛を無造作に遊ばせ、笑顔を作って軽く目を見開いた。

 

自信満々の漢は扉を開けてはにかんだ。

 

「いらっしゃいませ!お持ち帰りでしょうか?」

 

「ハイ! お持ち帰りで!!」

 

「こちらメニューになります」

 

「どれが無料になりゅいますのかね?」

 

「え?・・・あ、えーとですね・・・」

 

「ん? どのピッツァを頂けるのかね? あ、それとも、僕じゃ-ダメなのかね?」

 

意味の解らない店員

 

勘違いはなはだしい漢

 

その後この男は店を追い出されたのは言うまでもない