amazonで観ました。

はっきり言って疲れていた時に、この絵を見て「いいね。」

と思った。

 

2017年9月公開 97分

監督:ダニエル・シャイナート

ダニエル・クワン ダニエルズ

主演:ダニエル・ラドクリフ ハリーポッターの主人公の

ダニエルがダニエルの映画を・・・

 

映画開始直後にMAX!!

好きですこういう映画。

そしてタイトル!!みたいな

 

しかも大半はこの二人の男の子しか出てきません。

最後に、恋焦がれたサラとかその家族とかお父さんが出てきますが。

重要なのは男子二人ということ。これに尽きると思います

「男の子ってこんな考え」は世界共通だし

「男の子ってバカね」これも世界共通

だから下ネタが下品じゃない独特のお洒落さを出している

 

この映画に関しては、町山広美さんが感想を語っております。

https://eigajoho.com/81718


ちなみに町山智浩さんの妹さんです。

 

 

ストーリー

 

無人島で孤独だった青年が海辺で死体を見つける。

この死体がスイスアーミーナイフのような何でもできるツールだった。

おならのジェットで島を脱出したが、たどり着いた先は・・・

死体の「メニー」とシャイで何もできない青年「ハンク」の青春サバイバルコメディー・・・かな?・・・・からの。

 

 

 

表現

 

音楽が最初から声とかボディーパーカッションで自然を意識している。

舞台がすべて、自然の中でその中での彩とかが美しい

 

ラドクリフのメニーが死体なんだけど、本当に上手いなと思うところが、横になっている時に首が右を向いていたら、つま先が微妙に揃いながら逆を向いている。これが死体らしさというか、意識して体を動かせない「物体」としてきちんと見せている。

 

あとは、いちいち下ネタが下品とお洒落のギリギリの線を通過する。オナニーは父親は「消耗するだけだからやめろ」といったが、母親は「すればするだけ私に近づく」と表現していたりする。日本ではふつう逆だと思うが。

「屁」が重要な要素で最後には感動すら与える。

「人前ですることが恥ずかしいこと?」とかの問題定義

 

 

物語の展開

 

はじめは喋らなかったメニーだったが、主人公のハンクが「役立たず」と言ってひっぱたくと喋る。

ここから、物語が展開していく。

 

ハンクが死体のメニーに生きる喜びを教える。「幸せの時の表情」など。

次第にこの二人はバディーになっていき、ふとしたところから、メニーがグラビアの写真をみて勃起してその珍棒が方位磁石になっていて、「故郷」を指しているというところから、女の子を口説くということを一緒に学ぶシーンになる。

ここから物語というか映画そのものが加速する感じがする。これは、「好きな人」と一緒になる幸せとか、どうやって勇気を出して女性にアプローチするか、そもそも男女とはなにか?などの問題定義がある。

例えば

バスで見かけただけの女性に初めて話しかける練習をするということで、メニーはいきなり

「どういうわけか君の口に僕の口を合わせてたくなった」

って言ったり

「僕のペニスを入れさせてくれ」

という。

 

ハンクは勇気がなくふさぎ込みがちな自分に自信が無くて、1人で孤島に来てしまった。

でも一人じゃ何もできない。死ぬこともできない←これをメニーは

「ゴミとおなじ」と表現する。

でも、感情豊かで、社会性を持っていて表現力があるということを知る。

 

メニーはスイスアーミーナイフのように万能である。

おならで海も渡れるし、口からは水が出て、狩りも出来る。そして、他人に対して恥じらいというものが一切無い

言い換えれば、人間性の野生の部分は100点だけど、コミュニケーションが出来ないというか社会性は0点

 

両社ともコミュ障なのだ。

だから、足りないところを補いながら二人でも生きていけると勘違いをする・・・・

カフェも作ったり映画を観たりするのがその象徴

その絶頂がパーティーで、こんなようなセリフがある

 

「なんでオナニーがダメなんだ? だって、オナニーは例えば美味いものを食べたり、酒を飲んで踊っている時みたいに幸せじゃないか?

そんな顔をハンクの母さんも観たいと思うよ」

 

深いセリフだなぁと思った。

今の状態がオナニーなんだということと、そのままじゃダメなんだということ。

まさに、最後のシーンで日の光が当たった時に、カフェとか木で出来た観客のいる映画感が、なにか不気味なものというか、虚像に過ぎないものとして見えるのだ。

 

そして、戦いがあって

 

憧れのサラにあって

 

最後は・・・・オナラで感動する。

 

最後にハンクがメニーに耳打ちして、メニーが見せたあの表情が全てだと思います

何を言ったのでしょうか?というコーナー(映画「万引き家族」でも樹木希林のシーンがありましたが)

がここですが、僕は

「i love you」だと思った。

 

最後に

 

途中でボーイズラブもあったんじゃないかな?と思いました。

でも、ここは

よくいる同性同士の馴れ合いで恋愛から逃げている人!勇気を出してそこから出なさい!

と言っている気がした。

 

闘いの場面も、サラの家での出来事もたくさんの葛藤とかテーマがちりばめられていて、人間とは?

そして、生きるとは?みたいな

ふざけているようで、実は壮大なテーマなんだと気が付く。

 

一つ言えることは

人前で屁を出してもよい!ということか?

いや、屁を出してもいい人と一緒に居られることが幸せだ。

ということ。