amazon配給の映画

 

町山さんの解説参照↓

https://miyearnzzlabo.com/archives/59301

 

 

 

監督は ワン・ナンフー 女性 で現在はアメリカ在住 結婚していて二人の子供がいる

 

中国語でナンフーとは 男柱つまり大黒柱の意味

 

中国が行っていた一人っ子政策(1980年から2015年)を取材するドキュメント映画です

この映画のすごいのが、この女性監督が自分の子供とカメラ一台を連れて、故郷を取材して回るという話。

常に警察に拘束される危機があったため、米国からGPSで夫が監視しているという。

 

この映画は本当に現代の人が観なくてはいけない映画だと思った。

なぜなら、日本人は子供が出来たら虐待して殺してしまう親が多いという現象が起きているから

 

中国では最近までこの政策があったため、超高齢化社会へ突入しているし、色々な弊害がある。

 

映画はまず自分の母親とか産婆さんに取材するのだけど、みんながみんな、「あの政策は正しかった」「厳格だった」

という。

 

 

そもそも一人っ子政策とは?

 

簡単に言うと、毛沢東の政策の失敗によって、飢饉がおきてこのまま人口が増えると、国が潰れるという考えの元、人口を減らせという

18世紀にイギリスで編み出された考え。

だから、強制的に中絶とか堕胎してきた人は人殺しと思わないで、「英雄」扱いでカメラの前でも誇らしく話をする。

だけど、今は、後悔して逆に不妊治療をしている産婆さんもいる。

 

強制中絶の写真も残っていて、本当に残酷な光景が映し出される。

強制堕胎に関しては、もう8か月とかで捕まってしまう人もいて、産業廃棄物に紛れて、黄色い袋に入れられた「死体」が沢山転がっている。

この事実をある芸術家が写真と絵にして残してあるのだが・・・・・衝撃映像が出ます。

 

中国では、家督を継ぐ者は男性で、女の子が生まれたら、捨てるか殺すかして男の子が生まれるまでそれを続けていたという。

田舎では第一子から5年経って、お金を払えばもう一人産んでよいとされていたので、この監督は女性ですが、5歳下に弟がいます。

ただ、2人子供がいる家は屋根を剥がされたり、学校ではいじめを受けたり、壮絶な目にあいます。

なぜかというと、国策で、徹底的にプロパガンダがあるから。

街の壁という壁には「一人っ子万歳」というスローガンが書いてあるし、舞踊にもなっている、ポスターもTⅤコマーシャルも使って、徹底的に国民を洗脳しているからです。

 

今は、逆に女性より3000万にん男性が多くて結婚できない男性が多数いて、少子化が進むし、一人っ子政策の為、子供一人に対して、今後面倒見ないといけない老人が最低4人という大変なことになっているので、政府は慌てて同じ手法で「子供は2人作れ」という活動をしている。

ここまで書いていて本当に頭がおかしい・・・・と思った。

 

疑問

なぜ、女性だけ強制堕胎とか強制中絶なのか?

男性はパイプカットすればいいのだ。

 

疑問2

後々困るような政策をよく実行し続けた35年も

 

 

そして、ここから衝撃的な証言を得ます。

人身売買で家族ぐるみで懲役に行った家族が出てきます。

 

女の子が生まれると、夜中にそっと、籠に入れて市場とか道端に放置しに行きます。

みんな欲しがらないから、蛆に食われたり、動物に食べられたりして死んでいきます。

このような子供を引き取ってきて、ある「施設」に持っていくと、お金が貰える。しかも、結構な高額の

この施設は子供を海外へ売ります。

中国は国ぐるみで人身売買をして収入を得ていたことが発覚する。

 

こんなことが2015年最近まで行われていた事実を知らなかったことを恥じました。

今、日本では同じことが違う形で行われている。

自分の子供を虐待して殺してしまう。はっきり言って逆のことのようですが、自分の子供を殺すということでは同じです。

だったらまだ、人身売買にかけられてでも生きていたほうが未来があるように見える。

 

ここで、最後にこの映画ではアメリカのとある夫婦が、チャイナリサーチという会社を作って、ⅮNAを採取し、本当の親を探すという活動をしているのですが、はたしてそのことが正しいかは私にはわかりませんでした。

複雑な思いでこの映画は終わります。

現代に投げかけた問題定義ですね。

 

amazon プライムで現在公開中