2017年公開の韓国映画
監督:パク・チャヌク
やっと観ることができました。
原作「荊の城 上下巻」も読んだけど、途中でこれは飽きてくる。
サラ・ウォーターズ原作で19世紀のイギリスのお話。
なにせ、たらたらと長いこと、女性の気持ちとその変態叔父の収集癖についてかたられるのだが、一言でいって説明が多すぎて長くて飽きる。
飛ばし読みしたところで、さっさと映画を観ることにした。
舞台は1939年日本統治下の朝鮮半島
原作からガラッと変えてきたがこれが良かった。
特筆すべきは、キムテリとキムミニの絡みのシーン。
ここは一人で観ても照れてしまうくらい、濃厚かつ繊細なシーンだった。
これを演じきった1990年生まれのキムテリちゃんは天才!!
1987で観たキムテリちゃんがあんなことに・・・・
「お嬢様」 「詐欺師の紳士」 「詐欺師に送られてきた侍女」の三人の感情の絡みで構成されていく物語だが
どんでん返しがあったり、視点変換があったりしてすごく映画として楽しめた。
女の嫉妬心を男は舐めない方がいいという教訓がある。
資産家の男爵が変態で収集しているエロ本があって、それをかわいい女の子に朗読させる趣味がある。
そこへ、お嬢様として連れてこられた「お嬢様」
そして、その財産を狙う「紳士」に化けた詐欺師とその仲間に売られた、孤児の女のコ詐欺師「侍女」
ストーリーはこの人間模様で展開されていくのだが、日常にはいない人間ばかり・・・・そして、とてもひろーーいお城で、着物や空間がまさに異空間・・・・
と思ったのだが
実はこれ
現代でも居るのです
金は有り余るほどあるけど、使い方が解らなくて変なものを収集してしまう老人
少女趣味で、監禁してしまうおやじ
お嬢様のように、仕方なく「世間知らず」という顔をして、権力や金に縛られている女
一緒にいる男が変態でダメだとわかっていても、そこから抜け出せない女
そして、盗みに入ったが逆に心を盗まれてしまう純粋な少女(これはあんまりいないか)
(詐欺師の紳士についてはあえて書きませんが)
この物語は色々な要素があると思いました
「カリオストロの城」にも通じてる。
ただ、本当にいつもと違う視点だったから面白かった。
ここが重要で、変態おやじに監禁されている少女を救うヒーローがいつもと違うもっと人間臭いものだから。
お勧めなので一人で観てください!!