1990年代前半の少年達の物語

この時代のこの場所の少年達は「~中」という、いわば出身中学で仲間を分けていた。

深川は1中~8中まであるし

近隣では、竪中、錦中、両中

砂町は、砂中、2砂、3砂、4砂

南砂町は、南中、二南中

大島は、大中、三大中

などなど

モチロンその中には、暴走族、チーマーに所属してるグループもいて

グループそれぞれに特色があった。

僕たちの地元は「7中」すなわち「深川7中」

地元の中でも最も生徒数が少ない学年90人。

当然、バイクの数も夜遊びする人数も少ないので、いわゆる「弱小」だった。

でも、日本みたいにヤマト魂で、色々な外交をして、何とか生きてこれた。

本当に、生きてこれた。

よく攻められて、逃げ足と警戒心はみんな鋭かった。

ある夜の事件