音楽の世界を前に進めるのは、天才でも秀才でもない。奇才である。
Aphex Twin「Richard D. James Album」

アーティスト: Aphex Twin
タイトル: Richard D. James Album
エイフェックス・ツイン「リチャード D. ジェームス アルバム」。これを初めて聴いたとき、あまりの音楽性の高さに驚いた記憶があります。コンピューターを使った最高にスリリングな音楽。それがこのアルバムに対する、ファースト・インプレッションでした。
クラブミュージック系のアーティストは、その多くが機材に遊ばれてしまっているのが、悲しいかな現実であったりします。デジタル機材を用いて、そこからインスピレーションを得る事は、とても素晴らしい事ですし、それがクリエイティビティのきっかけになるのは周知の事実です。しかし、機材に支配されて、自分のサウンドクリエイトの方法論を、それに合わせるようになっては悲しいモノがあります。
ウェブサイトのプロデューサーという立場上、毎日10時間以上コンピューターを操っているDecoyは、時折パソコンに仕事を支配されているようで悲しくなるときがあります。仕事のやり方が、どんどんパソコン的になるのです。。。黒でも白でもない感覚を表現できなくなる気がします。世の中その方がすっきりするのかも知れませんが。。。私としては歪みというものが、世の中には必要だと思っています。微分的な感覚というか。それこそが人間社会であると思います。
いつか、キーボードとかマウスとかではなくて、例えばギターの様に楽器みたいな、オーガニックなインターフェースでパソコンのリソースがいじれるようになればと思っています。パソコン内部の、CPUとかメモリーとかハードディスクを手で触るように操作出来るようになれば、良いのですが。。。
そろそろ本題。今回紹介するアルバム、エイフェックス・ツイン「リチャード D. ジェームス アルバム」は、まるでパソコンのソフトウェアと脳味噌が融合しているかのようなアルバムです。様々な音色が、現れては消えてゆきます。そして適度な歪みという微分的な起伏を、コンピューターを使った音楽制作の過程で見事に生み出しています。さまざまなおもちゃの音や、ノイズとも捉える事の出来るサウンドの合間を潜って垣間見られる非常に美しいメロディや非常にソリッドなリズムパターンは、現代人の耳には、とても心地良く感じられます。凄く荒々しいワイルドな未来。そんな感じです。
簡単に、エイフェックス・ツインことリチャード D. ジェームスについて触れておきます。イギリスはコーンウォール出身。10歳の頃には、既にテープレコーダーやシンセサイザーを改造しながら、おもちゃにして遊んでいたとの事。12歳で初めて楽曲を創ったとのこと。「テクノ・モーツァルト」などど呼ばれており、テクノミュージックというジャンルに於いては、唯一無二の始祖的な存在を示しています。初期のアンビエントな作品も大変素晴らしいものが多く存在しており、どれもオススメです。ちなみに、AFX/ポリゴン・ウィンドウ/コウスティック・ウィンドウ/エイフェックス・ツイン/Richard D. James全てこの人の変名です。
今回のアルバムでも、Decoy的オススメトラックを示します。やはり1曲目「4」がまず最高です。美しいメロディにタイトなリズム。そしてノイジーなダブの処理。しかし全てが予想通りにはまり、楽曲となって成立しているのだから、本当に凄いと思います。
4曲目「Fingerbib」も大変美しいです。どこかエイフェックス・ツインの、見る夢の中での宇宙観を感じさせられます。比較的緩やかな4曲目のあとの5曲目「Corn Mouth」はバッキバキのドラムンベースです。これも美しい。そして連続で始まる楽曲、6曲目「To Cure A Weakling Child」に続き、後グッと来たのは、10月「Girl/Boy Song」ます。後、非常に美しい曲といえば、10曲目「Logon Rock Witch」にフィックスしそうです。
とにかく、クラブミュージックだとかそう言う次元ではなく、一人のミュージシャンとして接するべき音楽家です、是非一度、怖いジャケ写に負けないで、一聴してくださいませ。それでは。
Aphex Twin「Richard D. James Album」

アーティスト: Aphex Twin
タイトル: Richard D. James Album
エイフェックス・ツイン「リチャード D. ジェームス アルバム」。これを初めて聴いたとき、あまりの音楽性の高さに驚いた記憶があります。コンピューターを使った最高にスリリングな音楽。それがこのアルバムに対する、ファースト・インプレッションでした。
クラブミュージック系のアーティストは、その多くが機材に遊ばれてしまっているのが、悲しいかな現実であったりします。デジタル機材を用いて、そこからインスピレーションを得る事は、とても素晴らしい事ですし、それがクリエイティビティのきっかけになるのは周知の事実です。しかし、機材に支配されて、自分のサウンドクリエイトの方法論を、それに合わせるようになっては悲しいモノがあります。
ウェブサイトのプロデューサーという立場上、毎日10時間以上コンピューターを操っているDecoyは、時折パソコンに仕事を支配されているようで悲しくなるときがあります。仕事のやり方が、どんどんパソコン的になるのです。。。黒でも白でもない感覚を表現できなくなる気がします。世の中その方がすっきりするのかも知れませんが。。。私としては歪みというものが、世の中には必要だと思っています。微分的な感覚というか。それこそが人間社会であると思います。
いつか、キーボードとかマウスとかではなくて、例えばギターの様に楽器みたいな、オーガニックなインターフェースでパソコンのリソースがいじれるようになればと思っています。パソコン内部の、CPUとかメモリーとかハードディスクを手で触るように操作出来るようになれば、良いのですが。。。
そろそろ本題。今回紹介するアルバム、エイフェックス・ツイン「リチャード D. ジェームス アルバム」は、まるでパソコンのソフトウェアと脳味噌が融合しているかのようなアルバムです。様々な音色が、現れては消えてゆきます。そして適度な歪みという微分的な起伏を、コンピューターを使った音楽制作の過程で見事に生み出しています。さまざまなおもちゃの音や、ノイズとも捉える事の出来るサウンドの合間を潜って垣間見られる非常に美しいメロディや非常にソリッドなリズムパターンは、現代人の耳には、とても心地良く感じられます。凄く荒々しいワイルドな未来。そんな感じです。
簡単に、エイフェックス・ツインことリチャード D. ジェームスについて触れておきます。イギリスはコーンウォール出身。10歳の頃には、既にテープレコーダーやシンセサイザーを改造しながら、おもちゃにして遊んでいたとの事。12歳で初めて楽曲を創ったとのこと。「テクノ・モーツァルト」などど呼ばれており、テクノミュージックというジャンルに於いては、唯一無二の始祖的な存在を示しています。初期のアンビエントな作品も大変素晴らしいものが多く存在しており、どれもオススメです。ちなみに、AFX/ポリゴン・ウィンドウ/コウスティック・ウィンドウ/エイフェックス・ツイン/Richard D. James全てこの人の変名です。
今回のアルバムでも、Decoy的オススメトラックを示します。やはり1曲目「4」がまず最高です。美しいメロディにタイトなリズム。そしてノイジーなダブの処理。しかし全てが予想通りにはまり、楽曲となって成立しているのだから、本当に凄いと思います。
4曲目「Fingerbib」も大変美しいです。どこかエイフェックス・ツインの、見る夢の中での宇宙観を感じさせられます。比較的緩やかな4曲目のあとの5曲目「Corn Mouth」はバッキバキのドラムンベースです。これも美しい。そして連続で始まる楽曲、6曲目「To Cure A Weakling Child」に続き、後グッと来たのは、10月「Girl/Boy Song」ます。後、非常に美しい曲といえば、10曲目「Logon Rock Witch」にフィックスしそうです。
とにかく、クラブミュージックだとかそう言う次元ではなく、一人のミュージシャンとして接するべき音楽家です、是非一度、怖いジャケ写に負けないで、一聴してくださいませ。それでは。