Mr.Groove Guiter!最もユニークでハートフルなジャズギタリスト。
Grant Green「Live at the Lighthouse」

アーティスト: Grant Green
タイトル: Live at the Lighthouse
衝撃的に、徹底的にやられてしまう音楽というものに、人は時々出会う。Decoyにとってグラント・グリーンはそういう人です。このアルバムはそのグラント・グリーンのライブ盤はいくつか出ておりますが、間違いなくこのアルバムはファンクを演奏していた時期の絶頂期を納めたアルバムです。
いわゆる全面的に格好のよいアルバムで、全編に渡りグラント・グリーンのグルーブが溢れています。正直、グラント・グリーンとベースのウィルトン・フェルダー以外は聴いたことがないかなりの若手連中なのですが、相乗効果というやつで非常によい一世一代の演奏を聴かせてくれます。
グラント・グリーン御大は、それぞれのメンバーのソロのバックでもうるさいくらいに煽る煽る。そして、ソロはかなり長く続く。十分にグルーヴが出てくるまで、許して貰えない(笑)。でも若手も必死に、グラント・グリーンの期待に応えようと頑張る。ある種の爽やかささえ感じる。
「Live at the Lighthouse」の聴き所を少し説明します。まず1曲目にあたるイントロダクション。いわゆるグラント・グリーン一行の呼び込みです。これが、格好いい。そのセンスの黒さにグッときてしまう。いかにも、ゲットーの来ては行けないクラブに来てしまった!!というようなスモーキーな感覚は堪りません。
そしてついに、グラント・グリーン一行によるグルーヴ・サーカスが始まります。2曲目「Windjammer」はグラント・グリーンの代表曲ともいえる大名曲。クールなテーマに続いて勢いよくグラント・グリーンのソロが始まります。まさにファンキーなソロ。そして良く歌います。
「ファンクはこう弾け!フィールで弾ききれ!!」
とばかりに、とばします。必聴なのはその後のサックス、ドラム、パーカッションのソロの後ろのギターのバッキングです。タメの効かせ方を知っています。
3曲目「Betch By Golly Wow」では、グラント・グリーンの歌心が爆発します。切なく丁寧に歌い込まれます。これもまた絶品です。4曲目はご存じドナルド・バードの名曲「Fancy Free」。ドラムスのシンバルワークとパーカッションのコンビネーションが堪りません。ゲキ渋です。そしてタメにタメて、大きく広がりのある展開、そしてキメ。いやーこの曲もタメと解放というファンクの大原則を見事に体現しています。この曲はオルガンがなかなか良い仕事をしています。
5曲目「Flood In Franklin Park」も2曲目「Windjammer」と似た感じの、いわゆるグラント・グリーンの王道パターンの楽曲です。静かにじわじわとグルーヴが効いて来ます。JBの様な派手さは有りませんが、こういうグルーヴ感は、本当にグラント・グリーンの独壇場です。
6曲目「Jan Jan」今回のキラートラックです。アップテンポのこの楽曲は、大変有名でございます。元々はマイルス・デイビスの曲なのですが、すっかりグラント・グリーン節の楽曲になっています。そして、ラストは7曲目「Walk In The Night」でメロウに締めます。これも非常に名曲です。見事な構成のアルバムです。
グラント・グリーンって、確かにつたない演奏をします。スラスラとフレーズが出てくるタイプのギタリストではないのです。しかし、転がるように、つたないフレーズを絞り出してくる時の、グラント・グリーンはまさに少年の様な美しさがあります。
早引きなどの技術ではなかなか到達できない、いぶし銀の、しかしかなり脂っこいグラント・グリーン流ファンクの演奏を是非、お楽しみください。それでは。
Grant Green「Live at the Lighthouse」

アーティスト: Grant Green
タイトル: Live at the Lighthouse
衝撃的に、徹底的にやられてしまう音楽というものに、人は時々出会う。Decoyにとってグラント・グリーンはそういう人です。このアルバムはそのグラント・グリーンのライブ盤はいくつか出ておりますが、間違いなくこのアルバムはファンクを演奏していた時期の絶頂期を納めたアルバムです。
いわゆる全面的に格好のよいアルバムで、全編に渡りグラント・グリーンのグルーブが溢れています。正直、グラント・グリーンとベースのウィルトン・フェルダー以外は聴いたことがないかなりの若手連中なのですが、相乗効果というやつで非常によい一世一代の演奏を聴かせてくれます。
グラント・グリーン御大は、それぞれのメンバーのソロのバックでもうるさいくらいに煽る煽る。そして、ソロはかなり長く続く。十分にグルーヴが出てくるまで、許して貰えない(笑)。でも若手も必死に、グラント・グリーンの期待に応えようと頑張る。ある種の爽やかささえ感じる。
「Live at the Lighthouse」の聴き所を少し説明します。まず1曲目にあたるイントロダクション。いわゆるグラント・グリーン一行の呼び込みです。これが、格好いい。そのセンスの黒さにグッときてしまう。いかにも、ゲットーの来ては行けないクラブに来てしまった!!というようなスモーキーな感覚は堪りません。
そしてついに、グラント・グリーン一行によるグルーヴ・サーカスが始まります。2曲目「Windjammer」はグラント・グリーンの代表曲ともいえる大名曲。クールなテーマに続いて勢いよくグラント・グリーンのソロが始まります。まさにファンキーなソロ。そして良く歌います。
「ファンクはこう弾け!フィールで弾ききれ!!」
とばかりに、とばします。必聴なのはその後のサックス、ドラム、パーカッションのソロの後ろのギターのバッキングです。タメの効かせ方を知っています。
3曲目「Betch By Golly Wow」では、グラント・グリーンの歌心が爆発します。切なく丁寧に歌い込まれます。これもまた絶品です。4曲目はご存じドナルド・バードの名曲「Fancy Free」。ドラムスのシンバルワークとパーカッションのコンビネーションが堪りません。ゲキ渋です。そしてタメにタメて、大きく広がりのある展開、そしてキメ。いやーこの曲もタメと解放というファンクの大原則を見事に体現しています。この曲はオルガンがなかなか良い仕事をしています。
5曲目「Flood In Franklin Park」も2曲目「Windjammer」と似た感じの、いわゆるグラント・グリーンの王道パターンの楽曲です。静かにじわじわとグルーヴが効いて来ます。JBの様な派手さは有りませんが、こういうグルーヴ感は、本当にグラント・グリーンの独壇場です。
6曲目「Jan Jan」今回のキラートラックです。アップテンポのこの楽曲は、大変有名でございます。元々はマイルス・デイビスの曲なのですが、すっかりグラント・グリーン節の楽曲になっています。そして、ラストは7曲目「Walk In The Night」でメロウに締めます。これも非常に名曲です。見事な構成のアルバムです。
グラント・グリーンって、確かにつたない演奏をします。スラスラとフレーズが出てくるタイプのギタリストではないのです。しかし、転がるように、つたないフレーズを絞り出してくる時の、グラント・グリーンはまさに少年の様な美しさがあります。
早引きなどの技術ではなかなか到達できない、いぶし銀の、しかしかなり脂っこいグラント・グリーン流ファンクの演奏を是非、お楽しみください。それでは。