1月の映画さん | アメリカの夜

アメリカの夜

声優 西村ちなみの夢見るコアラなまったりブログ

2017年最初の作品は『ブルーに生まれついて』からスタート。

20年以上ずっと大好きな俳優イーサン・ホーク主演作。

実在したトランペッター、チェット・ベイカーの半生を綴った映画。

苦しくても苦しくても、それでも音楽が好きで。

音楽に救われ、音楽に傷ついて…見えない何かにいつも怯えて

自分の居場所をずっと探して彷徨っている。

ラスト、切ない

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『幸せなひとりぼっち』

人はいつも誰かと繋がっていたい。

誰かに必要とされたい。

不器用なおじいさま、必死で生きてる。

残されたものは、それでも生きていく

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『マギーズ・プラン』

1ヶ月に2作品もイーサン出演作に出会えるなんてー!すごいなぁ。

こちらはチェット・ベイカーとはベクトルの異なるダメ男を。

いつも困り顔や照れた顔、呆れ顔、はにかんだあの顔、たくさん見られた(^^)

コミュニケーションがやっぱり大事。

一緒にいる時期が長くなればなるほど、そう感じる。

言わなくてもわかる、ももちろんあるけど、大事な事は顔見て誠意をもって伝えなきゃな。

根底にあるのは、愛。


そして、1999年の映画を鑑賞。
リバイバル上映していて、やっと見る事が出来た『山の郵便配達』


とにかく、良かった。

親子の絆。父と息子の想い。


会話は決して多くないけど、ずっと空間で同じ景色を見て、それぞれに感じる想い。

親子で川を渡るシーンでは涙が溢れた。

時に息子に、時に父親に、母親に感情移入して、中国の牧歌的な景色に包まれて、私もそこで一緒に彼等と歩いているようだった。

本当に素晴らしい映画。

スクリーンで見られて本当に良かった。

終わった後、余韻をじっくり味わいながら街を歩いていた。

こういう時の感覚、めちゃめちゃ好き。

だから映画はやめられない。


chin@