空き缶灰皿にして
君が吸う煙草
そいつはもう時代遅れさ
俺はしかめ面でつぶやく


部屋の真ん中
君はギターをつま弾く
時折煙をくゆらせて


天井を曇り空みたいに覆ってる
煙を君は黙って見ている
その向こうに青空があるかのように
その向こうに未来があるかのように




向かいのホテルのネオン
天井の煙を
様々な色に染めていく
通りの猥雑を映して


吐き出してすぐ
何か占うように
君は一息でかき消した


天井を曇り空みたいに覆ってる
煙を君は黙って見ている
その向こうに七色があるかのように
その向こうに希望があるかのように




この街は偽物ばかり
窓を開け夜風を招き入れたら
消えてなくなる煙のように




天井を曇り空みたいに覆ってる
煙を君は黙って見ている
その向こうに青空があるかのように
その向こうに未来があるかのように