~ 統合失調症になって2回目の入院 ~
(2023.2~)
「就労継続支援B型へ見学」
退院後のことを考えて
就労継続支援B型の事業所の
見学へ行ってきました
今回
見学へ行った事業所さんは
*パン製造
*お菓子製造
*レストラン
がありました
娘が興味があったのは
お菓子製造の部門でした
店内は清潔感がありました
まず
軽く自己紹介をして
事業所の説明を聞きました
説明を聞いた後
まずは
パン製造の方を見学
働いている方は
娘と同じように
精神疾患をお持ちの方
他様々な障害をお持ちの方が
おられました
生地をグラムを計りながら
小さく分け
丸めていく作業をしていて
みなさん
手際よく作業されていて
いろんな病気を抱えておられても
仕事は出来るのだという
光景が見れて
わたしは嬉しく思いました
希望はある!
そう感じました
次に
お菓子製造の見学
お菓子製造はパン製造のすぐ隣に
ドアを隔てたところにありました
こちらは
女性が多かったです
お菓子製造は
一人で最初から最後まで
作っていくようです
(集中力が養われますね)
レシピがあり
レシピに沿って作っていく
ということでした
プリンやシフォンケーキ
レモンケーキを
製造されていました
その中の一人に
お菓子作りは楽しいですか?
と事業所の方が質問され
「楽しいです!」
と言われました
その後
「お菓子が売れた時は
とても嬉しいです」
とも話されていました
やりがいも感じることもできるんだ
と思うとわたしも嬉しく思いました
次は
レストランへ
こちらは
ランチを
日替わり定食のみを
されているようでした
レストランも
女性が多かったです
その日は
「アジフライ定食」
一汁三菜
+
あん入り白玉団子
でした
おいしそうでしたよ✨
食べて帰りたかったですね
こちらの食事は
作業者さんも
(パン製造、お菓子製造の方も)
おひるごはんで
いただけるみたいでした
お昼ごはんの心配を
しなくていいのは
魅力の一つです
栄養バランスもバッチリだし!
もちろん
食事代は払わないといけませんが
かなりの低価格でいただけるそうです
ありがたい
あとは
パンやお菓子の訪問販売が
ありました
調子が優れない時なんかは
訪問販売の方で
作業をされるようです
なるほどでした
一通り見学した後
いろんな質問タイム
送迎有無
工賃
通院時の勤務
などなど
他いろいろです
この時点での
娘の
やりたいことは
「お菓子製造」でした
娘は
小・中学生の時は
よくお菓子作りを
していたことを
思い出しました
なんでも
器用に作っていたな
懐かしい
*****
こちらの事業所は
グループホームもされていて
3人でシェアハウスの
ような感じで
一人ひとり部屋は
あるようです
リビング・キッチンが
トイレ・浴室が
共同のようでした
3食きちんと
準備してくださり
お世話人の方が
作ってくださるようでした
そこから
作業所までの送迎もあり
充実しているように
わたしは感じました
娘の
自立といったことを考えると
今後
利用したいと所でもあります
自立は
親も子も互いのテーマ
だと思います
様々なハンディキャップを
持っていても
それを受け入れてくださる
ところがあるんだとわかるだけでも
希望が持てました
娘だけでなく
ハンディキャップを持った方は
わたしが思った以上に
いらっしゃるのだなとも感じました
携わらないと
知ることはできなかったことです
このような
社会の福祉の充実を
知れるというのは
未来の安心にもつながります
無知の時は
これからどうなるのか?
未来はあるのだろうか?
不安と怒り
そんな中にいたころに比べると
たくさんの道があると
いうことがわかり
楽になった気がします
今は
ソーシャルワーカーさん
自立支援相談の方
訪問看護の方
医師
がいてくれて
わたしの心の悲鳴も
聞いていただき
その思いも
くみ取っていただきながら
娘の症状と
相談しつつ
これからのことを考えられる
ようになったのは
本当に感謝です
「ありがとう」
家族も病みそうになる時もあります
わたしは
つつみ隠さず皆さんに
本音で話をします
そこで頂くお言葉で
救われることも多いです
ひとりで抱えるより
共有することは
私自身が潰れない方法の一つです
娘からは
たくさんの学びがありますね
そう思うと
娘には
私自身成長させてもらって
いると思います
感謝です
「ありがとう」