**** 入院生活❷回目 ⑶ ****
離院した日
その日は
娘を連れて
一時帰宅
次の日には
病院へ戻ることになった
娘が
離院してしまったので
夜の付き添いが必要となり
話し合いの末
私は
他の子供達もいて
家庭の状況的に付き添いは
難しいということになり
夫とお義母さんが
交互で付き添いをすることになった
夫は夜
仕事から帰宅後
食事をササっと済ませて
娘のところへ行く日もあれば
夜ご飯をお弁当に詰めて
持たせる日もあった
そんな日が
1週間ほど続き
先生との話し合いをし
退院することになった
娘の症状は
ほんの少しよくなっていた
退院後は
摂食障害の専門カウンセラーがいる
こども医療福祉センターへ
通院することとなる
まだまだ
終わりの見えない
日々が続きます
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摂食障害は
とても厄介な病気だと
私は思います
脳に栄養が行かなくなると
いうことは
考える力さえ奪ってしまいます
そして
摂食障害は
自分自身の心も奪ってしまいます
人によっては
摂食障害を引き金に
他の精神障害も引き起こしてしまいます
それが
私の娘です
今もなお
自分自身を取り戻すことが
できていない状況です
私は
わたしを
私自身で
大事にしていかないと
いけないのです