令和の現在……
発達凸凹、発達障害については研究も進み、症状病名もだいぶ浸透し、本当によく目にするようになりました。
とても良いことです。
と、同時に、病名がハッキリしてしまったせいで辛くなってしまう事例もたくさんあるし、嘘や噂、病名の曖昧な部分の理解が浸透せず傷つく人も増えたのも事実だと思います。
病院で診察を受け、病名が付いても『個性』で
片付くのか?
治ることがなければ、『障がい』?
グレーゾーンとは?
あいまい過ぎて、あいまいが苦手な特性の人にはものすごくしんどいですよね。
あいまいの大丈夫な私でも、しんどい。
重度の知的障がいの子どもを持つ友人に言われました。
『身体障がいとか、知的障がいがあって完璧に障がい者の方が手当が厚くていいのかもね。社会もそういう目でみてくれるだろうし。』
完璧な障がい……か。
………そうね。言ってる事はわかる。
でも、せめぎあう。心が。
自分の身の上に置き換わったら……
やっぱり自分の子どもがハンディを背負う子かそうでないかのギリギリになった時うちの子は違う。と。
きれいごとのない本音です。
私の思う、ボーダーライン。
『他者と会話のやりとりが出来ること。』
『他者の話していることが理解出来ること。』『日常の生活に介助を必要とせず、一人で暮らせること。』
※個人の見解です。
そして、訓練したら改善が出来る。ということ。
娘とカウンセリングに通っていて、先生に言われました。
「年齢が早ければ早いほど、改善の余地が大きい。そして、本人が苦手のところを把握し、認める事が大切。」と。
……
…………
それって、凸凹さんじゃなくても、あるあるじゃない??
みんな、凸凹してる。
結局、その凸凹で済むなら特性。
と、個人的に行き着きました。
【障害】【障がい】
良い言い方ないかな?
と、いうことで。
あいまいが苦手さんにはもやもやする答えに行き着きました。
私としては、言葉にしたことでスッキリしましたけどね。
お医者さんの診断をもらっても、どこまでが病名がついて、どっからが病気ではないのか……
発達障害は目に見えない、ひっそりとした部分が一番しんどくて大変なのです。