映画からインスパイヤ④

日頃から感じてるんですが、

 

比較的に日本の人は、フォーカルポイントを作るのがあまり得意じゃないよう。

 

綺麗にオーガナイズされたお部屋は、心地よいですし、何よりも自分の目的に

リーチしやすい。爽やか。自分がご機嫌で居られる。

 

もういい事だらけ。の様に思われます。が、目指すはさらにもう一歩先。

 

自分が見てるだけで楽しい、嬉しい、わくわく。

 

貴方の背中を押してくれるような。

貴方がそれを見てるだけで微笑みが浮かんできちゃいそうな。

 

貴方らしさでより弾むココロにしてくれるような。そんなお部屋づくり。

 

 

それを思い出させてくれるのが、

このジュリ-&ジュリアの主人公のお部屋、フォーカルポイントが随所にある

お部屋なのです。

 

 

 

 

毎日の食卓に花を飾っちゃうセンスも。

 

カラフルなポピー?アネモネ?かわいい😍❤️💕

お部屋にこんなきれいな色があるだけで、わくわくしそうです。

 

私も今日から実行しよっと♪

 

見えますか?

後ろのライトスタンド。キャンドル、フォトコーナーも。

 

ミラーも、こだわりが感じられますね。

 

主人公ジュリーは、初めて英語版のフランス料理本を執筆した

大ベストセラーになったジュリアチャイルドの料理レシピを再現して小説家になる

という夢を叶える訳ですが。

 

その、葛藤、軌跡を描いた映画なのですが、ブログでその人気を作り出していきます。

ノンフィクションであり、メリルストリープの大袈裟な英国アクセントも楽しく、

ワクワクする映画です。

 

ストーリもさることながら、インテリア。

沢山のアイデアがちりばめられているので、是非ご覧ください♪

とにかく目につくのは、ファブリック。

カーテンは窓ごとに違うし、ソファーにかけられた、色とりどりの布。

 

優しい風あいが彼女を落ち着かせるんでしょうね。

 

そうそう。日本人のフォーカルポイントが上手くない話に戻ります。

 

なぜか。

住宅事情が許さなかったというのもあると思います。

 

狭い。飾る前に、とにかく狭い。

 

友達、仲間、家族、隣人。

北米では、お家でおもてなしが本当にポプュラーなんです。

 

 

だからか、インテリアにもこだわりが。

 

 

狭いという事情や忙しさに追われがちでどちらかというと、片付け。整理収納。掃除。オーガナイズ。

 

の情報がリーチしやすい。というのが有る気がします。

 

 

圧倒的に、持ちすぎたモノを減らす。は大事だし、コントロール出来ないものは手放さないと、管理出来なくなるのは、当たり前。

 

 

でも、それを減らしただけで終わりでは寂しくないですか?

 

こだわって買った大好きなアイテムを

すてきに魅せるステージ。空間。そんなインテリア作りに欠かせないのが、

 

沢山の思い出を連れて来てくれる。

 

自分の気分を上げてくれるモノたち。

 

ジュリーのインテリアを見ていると、それを思い出させてくれるのです。

 

ソファに無造作に広げたファブリック。

カーテンも、ひとつひとつが、揃ってないけれど、全く気にならない。

 

というか、絶妙に彼女の好みを反映していて、暖かさ、素朴さを、可愛らしさ。

素直な暖かな人柄を感じさせてくれます。

 

食を描く物語なので、キッチンがまた、、、。

 

 

ジュリーのこじんまりしたキッチンも、外交官妻で、比較的余裕のある暮らしぶりが

垣間見れる、古いけれど豪華なジュリアの転勤する度に変わっていく素敵なキッチンも

これまた見どころ。

 

いつか、ジュリアの博物館として展示されているキッチンも見に行きたい。