久しぶりの記録


施設の方が毎週母の体重を報告してくださるが、徐々に体重が増えて来ている。


腹水かと思って聞いてみたが、治療もしておらず、検査もしていないので、わからないとのこと。当たり前の話。

変化があった際、なんだろうねぇ?と思うしかない。

「苦しくなければ良し」とするしかない。


しかないと書くと、残念そうに思っているように思われるかもしれないけれど、そうではなくて、「そうしかないよねぇ」と納得している。


と思っているところに、母の便がかなり緩くなり、トイレに間に合わないことが増えたため、レントゲンやCTを撮りたいと施設から相談をいただいた。


ぜひにとお願いして、今日はその結果を聞きに行ってきたのだった。


結果は、胸水・腹水が溜まっていた。

血液検査では、アルブミン値が低下していた。


ガンから水分が出ている。

それで水分が溜まっている。

血液からも水分が出てしまって、血液の状態だと熱中症のような値(ビリルビンの低下)だとのこと。


じゃあ、点滴で水分を補えばいいのではないか?というとそうではなくて、それは浮腫や痰となって本人を苦しめるとのこと。


枯れるように逝くのがよい。


そういう話は知っていた事だったので、すんなりと受け止めることができた。


動物を飼ったことがある人ならわかる人も多いと思う。ペットたちは食べなくなって飲まなくなって亡くなっていく。


今はペットの医療も進み、点滴などの治療も進んでいると思うが、今から40年も前にペットを看取ったことがある方なら、死に向かうとはそういうことだったなと思う方も多いと思う。


母にはなるべく穏やかに逝ってほしいと思う。延命などいらず、痛みなく苦しみなく。


ひとつ心配は、呼吸苦だ。

肺がんで父をなくしている身としては、あの呼吸苦を母が味わうのは辛い。


と、言う話を看護師に相談したところ、意識レベルを下げて呼吸苦を和らげられると説明しいただいた。


あぁそうだった。

父の最期は、意識レベルを下げてほしいと父自らが医師に伝え、モルヒネを投与してもらい、その日の夕方に亡くなっていったのだった。


一通りの説明を聞いたあと、母に面会した。

ぐぅぐぅとよく寝ている。

最近は寝てばかりだ。

大きな声で呼びかけると、少し目を開いた。

そしてありがとうと言った。


顔色は良い。

黄疸もない。

顔も痩せどまったように思う。


落ち着いている、と表現できる。

もしかしたら1年くらいこのままいけるんじゃない??と思っていたくらいだ。


現実は違うようだ。

確実にガンは進行している。


桜は見れないかもしれないとのこと。


とりとめなく書いてしまったが、今日の記録までに。