今日はNPO法人チットチャット主催の「発達障害児のための 生きる力を育むためのリレー講座」に参加してきました。


第一部の講師は是澤ゆかり氏…特定非営利活動(NPO)法人 チャイルズ代表。3人の男の子の母親で、次男が重度の自閉症。


是澤さんは保護者の立場から子育てについてや具体的な子どもの症状、発達障害の現状、具体的支援などをたくさん話されました。


しかし、私が話を聞いていて感じたのは是澤さんの話は発達障害児、健常児に限らずみんなにいえることばかりだということです。


特に

・自己選択、自己決定、自己責任を重視する

・否定的表現を避け、肯定的表現に(「もっと、ちゃんと、しっかり、さっさと、がんばれ、ちょっと待って…など)

・自己肯定感を培う

・双方向のコミュニケーションであるかを見直す…など。


子どもとルールを決めるのも良いのですが、「宿題しなかったらゲーム捨てるで!」なんてルール作ってませんか?


子どもは「そんな事言ってもどうせ捨てないし。」って、わかるので聞きません。


そんなルールではなく「何時間ゲームする?」と、自分で決めさせるルールです。


自分で決めたら守ります。


自分で選んで決断をする、ということが大切です。


自分で選択せず、親が「こうしなさい。」「ああしなさい。」と言って決めてしまうと大人になって「どうせ無理だし。」「できないし。」と諦める人になってしまうそうです。


そして子どもはただ単に優しい人を求めているわけではなく、わかりやすい、機能的な関わりができる人を求めているんだそうです。


やっぱり、どの子にも言えることではないでしょうか。


是澤さんはお子さんが自閉症児だというおかげで人のことを考えられる人間になった、自閉症の子どもを育てるということを楽しんでいる、とおっしゃっていました。


どんな子でも「その子」をしっかり見る。じっくり見る。


そうすれば何を欲しているか、どうしたいのか、どうすれば納得、理解できるのかがわかってくるのだそうです。


最後に


「大事なことは何を持って生まれたかではなく、持って生まれた能力をどう使いこなし、与えられた力の中で、いかに幸せに生きるかである」


というメッセージがありました。


必死になって引っ張っていくのが親ではなく、見ていないようで目の端でしっかりと見ている、そんな感じで子育てされている是澤さん。


その裏側には一言では言えないたくさんの苦労があったそうです。


だからこそ説得力のあるお話でした。


子どもと関わる方に是非聞いていただきたいと思います。


第二部、第三部のお話はまた書きます。


NPO法人チットチャットのHP http://www.npo-chitchat.com/