毎日厳しい暑さが続いていますね。

 

先日、私の家の近所の小学校で

「夏祭り」のような行事があり、

 

その行事の最後に打ち上げ花火が上がりました。

 

ドーン、ドーンという大きな音とともに、

私が今でもキュッと胸を締め付けられる記憶が

よみがえりました。

 

 

娘1号がまだ3~4歳のころの出来事です。

 

 

 



こんにちは

高津区 梶ケ谷
さかいピアノ教室
酒井 晶子です

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後悔していること

 

 

娘が小さかった頃の

ある夏まつりの日の事です。

 

その日はとても暑い日で、

我が家のベランダにビニールプールを出して、

 

 

娘と近所のお友達にプール遊びをさせました。

 

子どもがまだ小さかったこともあって、

ママさんたちも我が家に来ていただいて、

 

 

みんなでワイワイ楽しい時間を過ごしました。

 

 

 



その中で、

 

「今日の夜は○○神社で夏祭りがあるんだよね、

みんな、お祭りに行かない?」

 

 

という話になりました。

 

 

 

みんな、その場で

「行く、行く、行きた~い」

 

って、


子どもたちがスゴク盛り上がりました。

 

 




もちろん、

我が子もすっかりその気になったのですが、

 



その時の私は、

 

「お祭りに夕方の6時に行くとして、

帰宅するのが8時ころになるのだろうから、

 

その前に、


娘には夕飯を食べさせて、

夫の夕飯を準備して、、、

 

できれば、

お風呂の準備までしてからお祭りに行きたい、、」

 

って、夜のルーティーンの段取りのことで

頭がいっぱいになってしまいました。

 

 


タイヘンだニャンあせる


 

その後、

 

遊びにきてくれていた


お友達やママたちが

我が家を後にしたのが


夕方の4時半頃で

 

 

 

それから私は


速攻でお友達が帰った後の片付けをして、


 

夕飯を準備し、


6時にお祭りに行けるように

娘にご飯を食べさせようとしました。

 

 

 

ところが


娘はお祭りに行くことで

頭がいっぱいになっていて、

 

落ち着いて座らずに、


遊びながら食べたり、

歩きながら食べたり、、、





 

娘が楽しみにして

お祭りに行きたいのだろうから、



私はすごく忙しい想いをして、

せっかく夕食の準備をしたのに、

アップ

(私の中の勝手な私の想い)

 



娘が私の想いなど全く気にすることなく


自由に歩き回って、

なかなかゴハンをたべてくれないことに、

 

腹を立ててしまいました。

 

というか、

ブチぎれてしまいました。

 

 

 

そして、

 

 ムキー

「ちゃんとご飯を食べないなら、

今日のお祭りには連れていかない。

 

お祭りに行くなんて絶対にダメよ!」

 

 

って言ってしまったんです。

 




 

さあ大変!

 

娘は泣き叫び、


泣きすぎて、


とうとう、


今食べたものを

全部吐き戻してしまいました。

 

 

 

もう、私も娘もパニック状態です、、。

 

 

娘は泣き疲れて

うとうとし始め、

 

 

私は色々な残骸を片付け、

 

ふと、涙でぐしゃぐしゃになった娘の顔を見たとき、

 

ものすごく自己嫌悪に陥りました。

 




娘は

あんなにお祭りに行くのを

楽しみにしていたのに、



 

私は

私の考えや価値観だけを

娘に押し付けてしまった、、、ショボーン

 

 

 

もう、どうにでもなれ!というキモチで、

 

娘に

「今からでもお祭りに行く?」

って聞いたところ、

 

 

ぐったりして見えた娘がピョンと

飛び起きて、

 

「うん!行く!」


って満面の笑みで答えてくれました。

 

 

 

 

それから私は娘に用意していた浴衣を着せ、

髪の毛をとかして、

 

お祭りに行きました。

 

 

私の考えでは

 

子供には規則正しい生活をさせたい。

3食きちんと食べて欲しい。

 



だから、



お祭りから帰ってきたら

すぐにお風呂に入れるように

準備もしたし、


食事も食べてからお出かけしたかった、、。

 




でも、今、思う事は、

 




何て融通がきかない、

思いやりのないやり方だったんだろう、、。




 

あの時、


なぜ、自分の価値観だけを娘に押し付けて、


娘の気持ちを

一番に思いやってあげられなかったのか、

 

 

娘はまだ小さなこどもだったのに、、

 

 

今でもとても後悔しています。


あの場でブチ切れてしまった

自分の不甲斐なさを。

 

 

 

あのお祭りの時に撮った

 

写真の中で

 

浴衣を着て

満面のキラキラの笑顔の娘を見るたびに

 


私は

胸がギューッと締め付けられるような

気持ちになります。

 

 

 

 

お子さんにとって、何よりも大切なのは

 

親の思い描く理想のお子さんになることではなく、

 

心から笑顔でいられることだと思います。

 

 

 

 

 

 

夏休みが終わりましたね。

 

お子さんが笑顔でいられるように

周りの大人は見守り、応援したいですね。

 

 

 

 

 

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