いつも私のブログにお立ち寄りくださり
ありがとうございます。
私は50代のピアノ教師です。
今は2人の娘もそれぞれ独立して、
夫とネコ３頭と暮らしています。
ありがたいことに
私の教室には、毎日
生徒さんたちに通っていただいています。
毎日充実した
楽しい生活を過ごしていますが、
そんな私も
時には体調を崩してしまったり、
高齢になった親のことを考えたり、、
フクザツなお年頃かな、、？(笑)
↑自分で言うか⁈
って考えることもあります
今回は
そんなフクザツなお年頃の私が
たくさんのワクワク
を
いただいたお話です。
轟千尋先生「ぴあのでものがたり」弾きあい会
先日、
音楽ライター・ピアノ教本研究家・ピアノ講師の
山本美芽先生が主宰されている
『山本美芽ライティング研究会』の
弾きあい会に参加させていただきました。
今回は横浜のイギリス館で
作曲家の轟千尋先生をお迎えして、
轟先生の「ぴあのでものがたり」という1冊を
研究会のメンバーが手分けして演奏しました。
そして、曲、演奏のレクチャーを
轟先生にしていただく！
という、なんともゴージャスな弾きあい会でした。
作曲者の「想い」に触れる
今回の経験は、実際にその曲を作った方から
曲に対する「想い」を伺う事ができたのが大きかったです。
曲の「仕掛け」とか
「音楽にチョット 、きゅっとシワをよせる」
など、
その場にいたからこそ、先生のお話が
ストンと腑に落ちました。
轟先生は物腰がやわらかく、
決して押し付ける感じがなく、
サラっとお話されていらっしゃるのですが、
音楽に対する熱い「想い」を受け取りました。
曲の中で雰囲気を変えたい時、
「音量」だけではなくて、、、
もう一歩何か
「音」に
こだわってみる、
色々なパターンを弾いてみて
自分の心地よく感じる着地点を見つける
作曲者の「想い」を受け取って
弾き手が試行錯誤しながら演奏して、
また考えて演奏し続けていくところに
「感動」がうまれるのですよね。
轟先生の言葉で
「私は弾いてくださる人を信じています。」
という言葉が刺さりました。
ピアノ教師として思う事
お子さんにピアノを指導する時、
私は楽譜に書かれている
音の
「高低」
「長さ、または長さの組み合わせ（リズム）」
に重点をおいています。
でも、楽譜に書かれているのは
ほかにもあるのですよね。
スタッカート、テヌート、、
そして、、、
楽譜には書かれてはいないけれど、
作曲した方が
私たち弾き手を信じて
敢えて書かなかったことも
読み取れるように指導したいです。
毎日、レッスンをしていると、
指導が少しづつ型通りになって、
それはそれで、良いところはあるのですが、
少しワクワク感が薄らいでしまうことも
あります。
教師が学び続けることで
生徒さんにお伝えできることも
増えていくなぁ
って
今後のレッスンをワクワクして
できるなぁと思います。
さぁ、
今日もみんなに、
ピアノの楽しさを
アノ手、コノ手でお伝えするぞぉ
今回、このような機会を設けてくださった、
美芽先生、轟先生に
感謝いたします。
そして、ご一緒くださった、
ライティング研究会の先生たち、
ありがとうございました。
