養護学校での生活は、
1か月ほどでした。
6月半ばすぎに入院し、
1か月ほどで夏休みに入ったからです。
もともと、
2学期の始まりに間に合うように日程調整をし、
手術の日を決めていました。
実際は、早めに退院することにしました。
学校へ戻るには、
車いすではなく、せめて松葉杖でというリクエストが
学校からありました。
それでも、
始業式には、
娘だけ教室に一人で残される、
という事態になっていました。
たまたま、忘れ物を持って学校にいき、
ポツンと一人で教室にいる娘を見たときは唖然としました。
普通級にいた娘でしたが、
2週に一度くらいかな、
通級という形で、
「ことばの教室」というものを利用していました。
コミュニケーションに問題があることと、
大勢の中から離れて、
静かに過ごすことを目的としました。
そこでの時間は、
楽しかったようでした。
希望により行われる、
保護者と先生の懇談の時間は、
全部参加しました。
普通級に在籍し、
親子通所施設にも行けなかったため、
「ことばの教室」の先生は、
私にとっても、
「特別支援」的な話ができる、
唯一の存在でした。
宿題は相変わらずできず、
暴言もおさまりませんでしたが、
それ以外は特に変わることはなく、
日々は過ぎていきました。
2年生に進級するにあたり、
担任の先生に相談しました。
「普通級で全然問題ないですよ」
と言われました。
先生にそう言われては、
こちらから強く出ることもできず、
何事もなかったかのように進級することにしました。
少人数だと授業内容が理解できるかも、
という期待は、そのまま持ち続けることになりました。