Hが近くの公立小学校へ通うようになって2ヶ月が経ちました。

 

「他人の視点」がわかりにくいという特性をプラスに(?)発揮し、無謀とも取れるチャレンジをしたりと、生き生きと過ごしています。

 

担任の先生も、まめに電話で様子を知らせてくださり、安心して送り出すことができています。

 

 

私は、と言えば、Hの学校にHの特性、特徴などを伝えるかを迷っていましたうーん

 

6年生の間の1年くらい、乗り切れるかもしれないし、

 

どうしよう、と。

 

 

うるさい親だと思われるのも嫌だしなぁ・・・

 

 

 

30人台後半のクラスがいくつもあり、全校児童は1000人を超えるマンモス校で、楽しそうに生活するHを見ていて、、

 

 

「何もいろんなことをしなくても、Hはこれまでも、普通に暮らしてこれたんじゃないか」と思いましたぐすん

 

 

 

これまで何度か言われたり、扱われたように、「私の気にしすぎ」だったのではないだろうか。

 

 

少し考え、「これまでの経験(私立小やフリースクールや、私のしてきたこと)が積み重なり、今があるのだ」と思いました。

 

 

Hの調子といえば、とても楽しそうではありますが、体調や機嫌からすると、やはり負担が大きいかな、という印象はあります。

 

体調不調を訴えるHを思い切って欠席させ、いろいろと話をしました。

 

 

不調にはいろいろあること。

 

気持ちの不調でも休んでもいいこと。

 

そういうときは、自分を楽しませることをたくさんして、「元気になるぞ」と決めて心底自分がうれしいことをすること。

 

 

元気になるためにHの選んだレストランで食事をしながら話しました。

 

 

学校でのストレスは、朝起きてから時系列でゆっくり聴きました。

 

 

Hのストレスとなっている出来事がわかったので、ひとつひとつ、話し合いました。

 

その問題は、「変えられる」のか、「変えられない」のか。

 

 

大きく挙がった3つの事柄のうち、「先生にお願いすること」を洗い出し、Hと話し合って、先生にお伝えすることにしました。

 

すごく冷静に話し合い、今回、診断名も伝えるということで、Hは同意しました。

 

 

ここ最近、診断名について、Hはセンシティブな反応を示していたので、ちょっと驚きました。

 

 

ランチを終えて家に戻ると、ちょうど担任の先生から電話があったので、アポをとり、その日のうちに先生とお話する時間をいただきました。

 

診断名については、話したことはなかったけれど、保健調査票なるものに名前だけ書いたことがあったので、先生には、「保健調査票にはたしか記載しましたが」と話すと、「はい、知っています」とのことでした。

 

 

話をすすめていくと、きっとそんなに知識はないのだろうな、と感じたので、具体的に「こうしてほしい」と話すことで、話は伝わりました。

 

 

 

やはり診断名などではなかなか伝わらないんだな、とは思いましたが、具体的にお伝えしたことはしっかりとやってくれそうでした。

 

あまりにもしっかりやってくれそうだったので、帰宅してからいろいろ考え、連絡帳にお便りを書きました。

 

 

「お話したことすべてに、特別対応してほしいわけではありません。いろいろな考え方がある人たちの中で成長することも大切だと思うので・・・・。Hがそういう感じ方をする子だという前提を持って見守っていただけたら」

 

のような内容です。

 

 

 

お伝えした、Hが現在困っていることは3つ。

 

その中で、担任の先生に手伝っていただきたかったことは1つ。

 

 

タイミングよく話すことが難しいので、この件についての話し合いを先生主導で始めていただけたら、という内容でした。

 

「話し合いが始まれは、自分の意見は言える」とHが言ったからです。

 

 

先生は、メンバーを召集し、事前にHと決めておいた案を先生の案として出してくださったそうです。

 

ちょっと打ち合わせとはちがいますが、しっかり対応していただくことができました

 

 

機嫌や体力の面では、卒業式まで行けるのかな??と多少の心配はありますが、食事などに気をつけて見守っていこうと思っています。