現在小3の息子は、
小1の時に「学校へ行く意味」を聞いてきました。
45分間、分かっていることを繰り返し聞くことがしんどいと。
みんな分かるまで、ただ座っておかなきゃいけないことは時間の無駄だと。
言いたいことはわからなくはないけど、
でも、学校ってそういうものだから、
そうすることが当たり前だから
と思っている私には、
上手く息子に説明することができませんでした。
その時、小児神経専門の先生が
勉強だけなら、君なら学校に行かなくてもできると思う。
でも、社会性というものは学校以外では学ぶのは難しい。
あんなにも色んな人が集団で過ごす場所って他にないと思わない?
学校へは、たくさんの色んな人とどうやって関わったり過ごしていくかを学びに行くの。
いくら頭がよかったり、色んな発明ができても、社会性がないとどこかで行き詰まってしまうと思うんだよね。
生きていくために必要なスキルは、身に付けておくと役に立つんだよ。
それを学ぶために、学校へ行くの。
みんなと一緒のペースで学ぶことが苦痛でしんどいなら、まずちょっと頑張ってみて、しんどくなったら別の部屋で自分のペースで勉強して、またみんなと合流するとかさ、調整してみたらどう?
そんな風に説明してくれたこともありました。
これを聞いた息子は
「わかった」
と納得し、
スッキリした顔をしてたのを覚えています。
そこからは、学校の配慮もあり、現在は特にこれといった問題もなく過ごしています。
IQ140の息子は、優秀な子ども(秀才)とは違います。
出木杉くんのような子が秀才。
うちの子はそことは違うし、そうはなれない。
IQの高さは、決して
「秀才度数」ではありません。
できることと出来ないことの差が激しいし、満遍なく努力をすることも難しい。
社会性といわれるみんなが当たり前にできることを、意識して身に付けようとしないとできなかったりもします。
IQは生き難さの指標だなと感じます。
とても孤独だし。
でも、同じような悩みを抱える人と打ち解けられる環境(オンライン含む)があるだけで、救われるなぁとしみじみ感じています。
休みの日の昨日、息子は何をしていたかというと…
野口英世の人生を調べていました
そして、偉人の遺した言葉には力がある!
これをたくさんの人に身近なものとして感じて欲しい!
そのために「これ」があったらいいんじゃないかと思うんだよね。
と、何やらせっせこ作っていました。
特許って子どもでもとれる??
と聞いてきたのですが、とるつもりなんだろうか…
出木杉くんとは真逆に位置する子ですが、見ていて飽きません(笑)