成績が上がらない娘との話をして分かってきたこと

 

①何のために受験勉強をしているのかぼやけてきた

②現状の成績で実際に合格できるかどうかの認識がない

③自分に必要な勉強量を認識していない

④自分より優秀な子がいて面白くない

 

 

今日は②についてお話ししますね。

②現状の成績で実際に合格できるかどうかの認識がない

 

娘の成績は下記のような成績でした。

ちなみに小5の時点では母数は約100人、毎年30~40名(定員80名)ほど〇〇中へ合格者を出しているクラスになります。

 

【〇〇中オープン模試】(以下OP模試)

・〇〇中の適性検査に即した問題形式の模試

・小5では順位や偏差値が出ないかわりにA-Cの判定で評価

 

①3月 C判定ガーン

②5月 B判定ショボーン

③7月 A判定ラブ

④9月 A判定ラブ

⑤11月 B判定ショボーン

 

 

【〇〇中クラス復習テスト】(以下復習テスト)

・塾で既習の範囲の復習テスト

 

①5月 28位/約100人ショボーン

②6月 54位/約100人ガーン

③9月 52位/約100人ガーン

④10月 35位/約100人ショボーン

 

 

小5の娘にとってはOP模試ではA判定が2回出てるということでどこか安心している様子、復習テストで28-54位ならこれから頑張れば合格ラインに手が届きそうという雰囲気が出てました。

 

実は、父さん先生はこのころまであまり娘の受験にかかわってきませんでした。さすがにOP模試の①3月C判定・②5月B判定の結果を見て、もう少し頑張ってくれないかなと思い、娘と話したことがありました。そのあとにOP模試の③7月A判定・④9月A判定をとりやる気が出てきたのかなと感じていたくらいです。

 

 

しかし実態は違います。

上記の結果からは、合格はかなり厳しい状況です。

 

 

というのも復習テストのほうで28-54位ですが実際は小6になれば本気の受験生たちがさらに入塾もしくはクラス編入してきます。

また、〇〇中合格定員80名のうち30~40名合格とうたっているものの、この中には模試だけ受けた子、夏期講習などの短期講習のみ受けた子も含まれてきます。

 

よって、実際は現母体のレベル構成から現在の約100人の母体中上位10位までに入っていないと実際に合格圏にいるとは言えないと、父さん先生は考えてきます。また、上記模試のうちOP模試の方は実際の合格判定ではなく、学力習熟度というあいまいな基準になっていました。③7月、④9月でA判定をだして頑張ってるなと思っていましたが、実際は上位1/3くらいがA判定をとっている実態だったわけです。

 

さすがに、普段から家ではあつもりピクミンばかりしている娘がちょっと頑張ってA判定?というのも。本来の合格圏であるA判定なら娘はこの後に本気を出せば余裕なのではと思ってしまいそうでした。

 

ところがこの後、OP模試でA判定を2回連続出していた娘ですが、11月にB判定に戻ってしまいます。また、復習テストの詳しい結果は実は父さん先生には知らされていませんでした。実際、父さん先生もOP模試に比べればそれほど重視していないため特に成績も聞いていないくらいでした。

 

実際に上記の復習テストと成績や問題、娘の答案を見せてもらうまでは…

 

内容を見ると、復習テストは適性検査のためのベースとなる基礎知識をとうオーソドックスな中学受験知識の問題ばかりでした。内容を見ても基礎力を確認するしっかりした模試でした。まだ適性検査対策に入っていない小5にとっては、適性検査形式のOP模試よりもむしろこちらの方が大切だと。

 

それで上記のような28-54位/約100人ではとても・・・

 

それまで高校生の兄に分からないことがあれば聞くようにと、兄には妹の勉強を見てやってくれと頼んでいただけでほとんど塾丸投げです。兄の方は同じクラスにいても成績上位だったので、要領も心得ているはずと甘く見ていました。

 

このままだと確実に娘は不合格になります。

 

そこで、上記のような実態を娘に説明して、このままだと合格できないことを自覚させることにしました。娘にとっては衝撃だったようです。涙をボロボロ流しました。危機感を感じていない、気づけない、小学生で初めての受験、本当の厳しさを知るはずもありません。

 

父さん先生も緊急事態と思い、それから毎晩寝る前の1~2時間勉強会を開くことにしました。その際に、今塾で使っているテキスト・問題集をチェックしてみました。想像以上に薄いテキストです。ただ、塾としても分厚いテキストだと子供のやる気をそぐのと塾でまかなえる授業時間にも制限があり仕方ない分量でした。その分基礎的な内容を中心に良く言えば絶対出る重要なところ中心の内容でした。

 

確かに適性検査は詰め込み勉強ではないので、これらの知識であとはいかに考え方を鍛えるということを小6になってから対策する意図はよくわかります。

 

もちろん塾は間違っていないと思います。

ただ、娘にとって、この基礎段階の知識で、今の成績(完成度)は非常に危ないです。次の日曜に娘と丸善書店に出かけてじっくりと参考書と問題集を選別しに行きました。事前情報は調査済み。

 

あとは娘の弱点部分を洗い出して、徹底対策をしていくことになります。

 

この結果、12月からはじめて1月初旬の全県模試という外部の統一試験で飛躍的に成績が伸びます。同時期の塾の復習テストも成績が一気に上昇します

 

父さん先生がした具体的な勉強方法はまた追ってつづっていきますが、一番は、娘に本当のことを伝え自覚をもって勉強に取り組まなければいけないと気付いてもらったことです。

 

娘は自分自身で「今のままでは絶対に不合格。私は絶対に合格したいから遊んでる場合じゃない。」と口にするようになりました。

 

 

やっと本気スイッチを入れ始めます。

 

ここでくじけないように事実をしっかり受け止めるようにつたえることが親の役目です。

 

問題解決の第一歩、自覚し、対策を明確にする。

 

問題が解決できることだと分かれば安心して子供は走り出します。

 

大人だと当たり前のことですが、子供においてももちろん当てはまります。

 

ただ、まだまだ先は長いです。

山あり谷あり。

多感な時期ですし、女の子特有の体調の問題も出てくるでしょう。

 

父さん先生も、本腰入れて娘と受験「共走」に参加する覚悟をきめました。自身の時間も1年にすれば500~1000時間くらいは使うことになるかと思います。でも、娘の人生の初めての本気のチャレンジです。勉強を教えることはもちろんですが、これから起こるたくさんの厳しい問題の解決の仕方、挑み方を伝えてあげたいと思っています。

 

1か月ですぐに結果が出て、いま彼女はやる気に満ちています。

 

何度も言いますが、そんなに甘くありません。

彼女のやる気スイッチの場所と結果が出やすい対策を伝えただけです。彼女は「自立」にむかってやっと重い腰を上げたにすぎません。

 

娘の気力充填率50%→70%(少し意識に変化?)

 

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また、受験生のお父さんお母さんともに受験「共走」しましょう。ニコニコ

 

 

 

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