久しぶりに JIM HALLを・・・ | 禍棗災梨の記

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このブログに彷徨い込んだみなさまに、感謝します (^^)。

毎日 新型コロナのニュースばかり。
家に閉じこもって、散歩も控えめ。
読書にも飽きたので、



久しぶりにレコード棚から、JIM HALLを取り出しました。
TOKYOでのライブ盤です。
ライブならではの盛り上がりがあって楽しいい1枚です。
最後の1曲、「セント・トーマス」は10分に及びますが、日本の童謡などを織り交ぜたまさにアドリブの連続で大いに盛り上がっています。
ジムホールのジャズギターは手抜きのない全く揺るぎのないもので、この盤に限らず、数多いアルバムのどれも良い演奏のものばかりですね。


長年の共演者も、JAZZジャイアントばかりです。手持ちのLP.CDで探してみますと、

共演者は素晴らしいメンバーです:
Chet Baker

Paul Desmond
Bill Evans 
Stan Getz 
Red Garland
Pat Metheny
Kenny Burrell
Zoot Sims
Sonny Rollins
Ron Carter
Chico Hamilton 
Bob Brookmeyer    などなど

いかに彼のギターが共演者に好まれ、望まれていたかを感じます。




ジム・ホールの”これ1枚”、となると、さて?
「Under current」「アランフェス交響曲」などが有名ですね。でも私としては、この「All Across The City」がお勧めです。

1曲目の「Beija Flor」の出だし、ピアノの静寂を帯びたイントロからテーマに入るこの曲は、有名ではありませんがジム・ホールのギターの味わいが凝縮されているような気がします。

 

 

”Beija Flor” 1曲目

 


ジム・ホールは随分前ですが、当時 大阪曽根崎新地にあった「大阪ブルーノート」
でライブを観ました。
素敵な楽しいライブでした。
偶然きっかけがあって、ジム・ホールと話すことができました。握手もしました(^^)。
大きな手でしたが、こんなに柔らかい手か・・・と思った記憶があります。

 

ブルーノートでのことは、また後日。