父と家族の末期がん闘病記 -8ページ目

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


8月末に1週間弱の帰省をしたばかりなのですが、明日からまた実家に帰ります。


主目的が帰省そのもの・・・ではなく、私が地元同窓会に出席するためです。

同窓会に出席すると言っても、大分県と神奈川県で飛行機を使う距離、しかも短期間で2回も行くとは交通費だけでもバカにならない金額だし、夫を置いて自分だけ実家に帰るのは忍びない状況なのですが。

なんと週末、夫も都内で開催される学会に参加することになったので、堂々夫婦二人で行けることになったのですきらきら!!


父が昨年夏にガンを患ってからというもの、こういうタイミングのラッキー続き。
去年の秋は、夫の長期出張(研修)に合わせて3か月弱も実家に滞在出来たし、今年に入って帰省するのは4回目。


しかもしかも、今回は8月に父が受けた手術の回復祝と敬老の日のお祝いで、家族旅行をするのです。

3連休中、人気の老舗旅館だけに、手術の行方が全く分からなかった7月に早々予約していたのですが、無事計画実行に移せる見込みとなり、良かった良かった音譜

夫ももちろん一緒にです。
父が夫と一緒に旅行に行くのは今回がはじめて!


お祝いに、大分県内にあるワイナリーで作られたスパークリングワインを手土産に持っていきます。


笑顔の思い出、また沢山作ってこよう。



5日間の実家帰省から戻り、昨日・今日は義実家に行ってきました。

義実家は高速を使い、車で2時間ほどの距離。
父の状況を報告をしてきました。


義父母はとても良い人で、闘病中の父だけでなく、看病をしている母のことも気遣ってくれます。

父は術後経過も順調で、母も変わらず元気でやっていることを伝えると、心から喜んでくれました。


そんな義父母だからこそ、二人に万が一のことがあった場合には、私は長男の嫁として出来る限りのことをしてあげたい。
そう思います。


昨日・今日と、義父母・夫・私の4人でドライブに出掛けたり、外食したり、楽しい時間を過ごしてきました。
沢山撮ってあげた義母と夫のツーショット写真やら家族写真はすぐに現像して、形に残した思い出を送ってあげよう。


親孝行と言えるほどのことではないかも知れないけど、当たり前にみんな健康で、笑顔の時間を共有できることが、何よりものシアワセ。



今日でダンナさんの8日間の夏休みが終わりました。
明日出勤してまた週末になるけど、中身の濃い夏休みだったなぁ。

そして、とても良い夏でした。



今週に入って暑さがひと段落し、過ごしやすい気候になってきましたね。

夏の終わりを感じるのは寂しいけど、また一つの季節を緩やかに越えていけることに感謝。
実家帰省から戻ってきました。


初日は施設に入居している祖母のもとを訪れ、その日は横浜のホテルに宿泊。
( 航空券をツアー形式で取ったので・・・ )
2日目の午前中に実家に帰りました。


父の様子はと言えば、すこぶる快調の様子。

その日はなんと自転車に乗り、自宅から4.5キロも離れた100円ショップまで行って帰ってきていました。
9キロも自転車爆走で、汗だくだく!


手術でかなり痩せ細ってしまったのと、のど元に近い神経を少し触ってしまった影響なのか声がかすれ気味になっていましたが、抗がん剤の副作用も抜けてきているのか、かなり体は楽になっているそうです。

3か月前に帰省したときは副作用で4時間起き続けているのもやっとの状況だったのに、今回は7時間横にならなくても大丈夫だと喜んでいました。
(夕方になるとさすがに横になり、夜は8時前には寝てしまいますが・・・)

そんなこんなで、体力維持のために始めた家庭菜園も好調で、庭の一角がもはや畑化ぼー



いつガンが再発してもおかしくない状況であっても、術後経過がこんなにも順調の父を見ることが出来て、娘として嬉しさは隠しきれません。

帰省前は胸の内がモヤモヤすることもあったけど、結果的に家族の絆を感じられ、密度の濃い帰省になりました。


たった5日、されど5日。
九州に戻ってきて、賑やかに過ごした時間を思い出しながら、プチ・ホームシックになっています・・・


でもまた9月中旬に実家帰省予定があるし、その際は家族旅行を計画中!


我が夫も私の実家滞在を嫌がるどころか、好意的に一緒に過ごしてくれることが嬉しい。
もちろん、9月の帰省&旅行は夫も一緒です。

その時はまたさらに、父の体調が良くなっていますように。