タイミングが判らない。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。

2週間ほど前に受けた羊水検査の結果が出て、幸いにも" 異常なし "との報告でした。

とは言え無事に産まれてくるまでは何が起こるかは分からないし、羊水検査で分かったことなんてほんの一部のことでしかないけれども、随分と気持ちに安心感が生まれ、マタニティライフを楽しむ余裕が出てきそうです。


現在、妊娠5か月の19週目。

一か月後の23週目には、胎児エコースクリーニングという検査を受けることが決まっています。。

羊水検査では染色体の異常を調べましたが、エコースクリーニングは胎児の形態学的異常を調べる検査になります。
この時に何らかの異常が判れば、胎児が生れてきたと同時に必要な処置を迅速に行うことが出来、今までであれば" 出産時の事故 "として失われてきた命を助けることが出来るそうです。


生まれてくる前から、こんなにも色々な検査を受けることが出来、" 出産時の予測 "が出来るようになったなんて、本当に医学の進歩はすごい!


・・・そんなこんなで、羊水検査結果が出たら実家の両親に知らせようと思っていたですが、またも検査を受けるとなると、その結果が出たらでいいかな、、、なんて、気持ちが先送りになってきました。

決して報告を渋ってるのではなく、報告するタイミングが分からなくなってきてしまったという感じ。


両親の近くに住んでいれば気軽に帰省出来て、きちんと会って報告が出来ますが、いかんせんこれだけ遠距離に暮らしていると、会いに行くハードルは高いけど、電話で報告するというのもなんだかな・・・と思う気持ちもあります。

何より、父の病状が安定しているので、「 妊娠報告が、父に生きる力を与えてくれる! 」という気持ちがいつのまにか引っ込んでしまっている部分もあったりして。


夫も夫で、「 出産は無事に生まれてくるまで何があるか分からない 」ということと、「 何か協力をお願いするわけでもなく、いつ喜んでも喜びの量は変わらないから、報告を急ぐ必要もない 」というスタンス。
義両親に報告する目途も全く立ってはいませんダッシュ

義両親にとっては初孫、それも内孫なのに、これでいいのかな???
夫が良いと言うなら、それで私は良いのですが。。



4月に夫の予定に便乗して東京に行く用事があるので、その際実家に帰省し、その時に報告すれば良いかとも考えたり。

どんどんと報告する日が遠のいていきそうですクシュクシュ