オペ当日。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


8月5日に入院し、8月6日に無事手術を終えました。


意外に小心者の父はさぞかし病院内で眠れぬ夜を過ごすことかと心配し、夜中にメールを打ちましたが、6日の朝返ってきたメールには、

「 意外とゆっくりと眠れたよ。
 まな板の鯉の気持ちだからかな! 」

と、かわいいコメント。

その後は母が状況をメールで連絡してくれたので、こちらも安心して見守ることが出来ました。



6日は朝9時過ぎにオペ室に移動。
当初、3~4時間のオペだと聞いていましたが、オペが終わったのは14時近い時間でした。

主治医はオペ室から出てくるなり、切り取った親指大の腫瘍を母に見せ、

 「 腫瘍はきれいに取り除くことが出来ました 」

と言ってくれたそうです。

主治医は忙しいのか、あっという間にその場から去ってしまったそうですが・・・

母からの報告メールには「 バンザーイ!! 」の文字。
母もよほどホッとしたのでしょうね。

ただまぁ手術後に容体が急変することもあるし、ただでさえ抗がん剤で体力が衰えている中、肺炎や胸濃の危険性もあります。
半回神経麻痺により、声枯れが発生する可能性もゼロではありません。

なので、あと3日ほど経過を見ないと、安心とは言えないのですが。


ひとまず手術が終わったという連絡以降、母から何も連絡がないので、無事に麻酔から覚醒し、一般病棟に戻っているのでしょう。

体調が安定している中で手術を受けることが出来たので、このまま穏やかに術後経過を見守れることを願うばかりです。