吉田所長の訃報。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。

東京電力の福島第1原発の吉田元所長。

2011年11月に食道がんを患っていることが発覚し、58歳という若さで先日お亡くなりになったとのニュースが報道されました。


福島第1原発事故の深刻な状況がTVで連日報道されると同時に、現場で強いリーダーシップを発揮し、陣頭指揮を執っていた元吉田署長の姿。
東電本部の人間との応酬を聞きながら、東電にもこういう人間がいたのだと感嘆したものです。
(上から目線みたいでごめんなさい・・・)


TV画面で毅然とした姿しかお見受けしていませんでしたが、吉田元所長が抱えていたストレスはいかほどのものでしょうか。

放射能の被ばく線量と食道がんの因果関係はないとの報道もありましたが、原発事故で抱えたストレスとがんの進行には因果関係があったと思わずにはいられません。。。

命を縮めて、福島を、そしてこの日本を原発事故の二次被害から守ってくれたのだと思います。


心よりご冥福を申し上げます。