タキソテール副作用。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


6日の午前中にタキソテールを打ち、10日頃から父の体に顕著な副作用が表れるようになりました。


現在の症状は主に、どうしようもない倦怠感と吐き気、めまい、手の甲にかけてのシビレです。

10日も吐くに吐けない吐き気で辛く、15時くらいからはずっと寝たきりになってしまいましたが、11日は更に上回る副作用MAX。


日中は無理をしてお買い物に行ったりしていましたが、夕方から倦怠感と吐き気で起き上がるのも辛くなり、めまいがひどく、椅子にも座れない状況でした。。。

私が12日に九州に戻る前にと、姉が実家に来てくれたので、父は無理をして団欒の場を共にしてくれたのですが・・・

用意したケーキも、いつもなら「 見るだけで気持ちが悪くなる 」と言って目もくれないのに、必死に1つ食べきる姿は痛々しいほど。


本人曰く、やはり癌本体が悪さをして体調が悪いのか、抗がん剤の副作用で体調が悪いのかが判断できないから、救いようのない心境・・・と。



そして2階の部屋で父が横になっている間、姉にもホスピス見学に行ってきたことを話し、姉の賛同も得ることが出来たので、早速" 入院相談 "を申し込みました。

入院相談は既に年内予約が満杯なので、年明けを目処に調整するとのこと。

その調整にも2-3週間掛かるので、追って母に連絡を戴くことになりました。


そんな状況でしたが、久々に親子水入らず4人が揃った夕食の場所では父は落ち着きを保ち、しっかりした口調で父が遺言として残したいことの数々を伝えてくれました。


それが出来たことは、本当に良かった。



夜になると父のめまいはなお更ひどくなり、2階から1階に降りるのに付き添いが必要になるほど。

寝ていても頭がぐるぐる周り、気持ち悪さが治らず、眠れないとグッタリ。

体力を相当消耗してしまいました。



明日からこのような状態の父を置いて、私は九州に戻らなければならないことは、胸が締め付けられる思いです。。。


ただし、私の判断からすると、今の父の絶不調の原因がタキソテールの副作用であることは間違えなさそうなので、後は日に日に回復傾向に至ると良いのだけど。


そしてこんなにも苦しんでいるのだから、抗がん剤の効果が出てくれるようにと願っています。