いよいよ帰宅。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


2ヶ月半近く滞在した実家生活を終え、今日の午後のフライトで、羽田から九州へと戻ります。


父の病が判明したと同時に九州への転勤が決まって落胆したものの、夫の研修期間(@都内で寮暮らし)の間 実家で過ごすことが出来たことは、神様が授けてくれた何よりもの幸運でした。



そして、不幸にもこの2ヶ月半の間に父の体調は癌の進行とともに見に見えて悪くなっていきましたが、本当に濃い時間をともに過ごすことが出来ました。


一緒に旅行に行き、

沢山の写真を撮り、

運転練習の特訓をしてもらい、

入院中は毎日お見舞いに行き、

緩和ケア移行への準備を行い、

父亡き後のいろいろな準備をし・・・


あ、あと、喧嘩できるのも今のうちとばかりに、言い合いも沢山しました(笑)


父の目線で親孝行出来たかどうかは甚だ自信はありませんが。。。

ダンナさんと仲良く暮らしていくことが何よりもの親孝行なので、後ろ髪を引かれながらも、ダンナさんと暮らす九州へ戻らねば。



今の時代、離れていても、インターネット等を駆使してやってあげられることは沢山あります。


物理的な距離は離れても、心は今までよりぐーんと近く、父に寄り添う娘でありたいです。



2ヶ月半・・・と言わず私の人生33年間、本当にお世話になりました!