父の様子。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


越後湯沢の祖父母宅から帰ってきて、父が体の痛みを訴えるようになりました。

(今まで胃痛以外の痛みを訴えることは全くありませんでした。)


そして、今まで以上に強い倦怠感を訴えるようにもなりました。


食欲もは下がる一方で、無理をして胃の中に押し込んでいるような状況です。




痛みは、がんが進行し、がん細胞が内臓に浸潤しているために出てきているのだと思います。

この痛みは今後ますます強くなっていくだろうし、ずっと付き合っていかなければならない痛みでしょう。



一喜一憂しやすい父は、そんな自分の自覚症状からめっきり元気を失ってしまいました。

いつもは冗談ばかりの父も、作り笑顔が出来ないみたい。。。



それでも、これで寝たきりになってしまっては体が駄目になってしまう一方だと、今日はバイクで鎌倉まで出掛けていきました。

そして、疲れきった様子で帰宅。 



昨日から孫(私の姪っ子)を実家で預かっているのですが、溺愛している孫を可愛がる元気もない感じです。

私が7月にあげたエンディング・ノートと向き合い、いろいろ考えながら記載している様子が切ない。。。



週末婚中の夫の研修が終わって、私が九州に戻るのはあと20日後。

母は、


「あなたがいなくなった後に、お父さんの体調が急に悪くなる気がする・・・」


とこぼし、私は何も言い返せず。



今日は澄み渡った秋晴れの空を見上げて、つくづく、人の気分が天候と比例すればいいのにと思ってしまいます。

あ、でも、そんなんじゃ雨や雪、台風の日は大変かあせる



そんな不毛な考えが、いったりきたり。