やっとこ退院。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


昨日やっとこ、父が退院しました合格



今回は3日に入院して、その日の夜から抗がん剤を投与。

11日に退院と言われていたのが、その日の朝の血液検査で白血球が2900、その中の好中球が960(←1000を切ると、免疫力的に大問題)だったため、入院延期が決定。


すぐに投薬を行い、今朝は数値が上昇したのを確認できたので、めでたく退院となりましたひらめき電球



退院と言っても、主治医いわく「 ご褒美 」だそうで・・・

何も問題が無いから退院になったわけではありません。


当然、マスクは常時着用。

人混みは避けて、土いじりも厳禁。


それでも退院許可が降りたことは父の精神衛生に非常に良い効果を与えてくれていて、父のテンションは上がりっぱなしです。



退院したその足で、湘南海岸沿いの海鮮料理のお店でランチナイフとフォーク


量が多くて私でさえも食べるのが大変だったけど、父は8割方食べることが出来ていました。

抗癌剤は全く効いているようには思えず嚥下障害は徐々に進行している様子だけど、幸い今はまだ何でも

食べることが出来ています顔(和む)


そして、一旦自宅に戻ったあとは、バイクに乗って近所の床屋さんへ。


そんなこんなで、夜はさすがに疲れたと言って20時には寝てしまったけど・・・

夕食を囲みながら(そして大好きなお酒を飲みながら)、何度も何度も

 「自宅はいいなぁ。家族はいいなぁ。」

と連呼していました。


今日も今から家族でお買い物(スーパー)に行った後、父は一人でバイクに乗って熱海までお散歩ツーリングするそう。



空元気かも知れないけど、精一杯元気に動きまわろうとする父の姿と無邪気な笑顔が、見守る家族にも前向きな気持ちを与えてくれています。


さー、退院期間中は、家族で充実した毎日を過ごそう音譜