末期がんと告知されるまで。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。

(※両親から聞いた内容をもとに記載しています)

 

■2012年4月上旬


咳が止まらず違和感を覚えたため、実家近くの大学病院の総合内科を受診。

(父は花粉症が長引いたと思ったらしい)

CT撮影の結果、肺に複数の影が認められたが、「がんではありません」とのこと。

次は3ヶ月後の受診だが、その前に異常を感じたら待たずに来て下さいと言われる。


※4月下旬に両親と私の三人で二泊三日の家族旅行に行った際、食欲も旺盛で何でも食べており、父に異常はまったく感じませんでした。

強いて言えば、体力が落ちたと感じましたが、それは年齢のせいだと思いました。


※6月上旬に日帰りで出かけたとき、父が息を切らせながら歩いており辛そうでした。

しかしながら、日差しも強く私も疲れを感じていたことや、食事は普通に食べていたので、このときも私たち家族は父に対して異常を感じていませんでした。



■2012年6月下旬


なかなか咳が止まらず、また食道での食べ物のつかえを感じるようになったため、再度総合内科を受診。  

ここで初めて食べ物が食道でつっかえる自覚症状についても話をしたところ、消化器内科の受診を進められ、紹介を受ける。

消化器内科で技師による内視鏡検査を受けたところ、食道の異常が発覚。



■2012年7月上旬

改めて、専門医(主治医)による内視鏡検査を経て、食道がん末期との告知を受ける(7月2日)。

翌日から入院、7月4日から抗がん剤投与による治療を開始。