試験前夜は一睡もできなかった。
しかしそれも想定していたので、アルコールを摂取してまで眠ることはしなかった。
アルコールを摂って一睡もできなかった時のリスクを考え、
試験本番のイメトレをしながらベットの中で目をつぶって過ごした。
5時にアラームが鳴ったのと同時に起きだして熱いシャワーを浴びて身体に活を入れた。
今から思えばこの時からかなりテンションは上がっていて
疲労感や倦怠感はまったく感じなかった。
試験終了時にドーパミンが脳内にかなり分泌されていたと思われ、
激しい高揚感と無敵感があり、あの時ならナイフで刺されても痛みを
感じなかったのではないかと思うほどだ。
その高揚感は火曜日の昼頃まで続き、睡眠不足も疲労感も全く感じなかった。
水曜日になって身体が日常に戻り始めた。
試験中は身体の、本来なら使ってはいけない、領域を使っていた気がする。
生涯を通してもこれほどの緊張と集中をしたことは記憶にない。
これが二日も続いたとしたら身体が確実にぶっ壊れるだろう、或いは
精神に異常をきたすだろう。
とりあえず終了。
再現答案も作ったので12月11日の合格発表まで心安らかな日々を過ごす。
しかしこの緊張感をまた味わいたいと思う気持ちが少し芽生えてきている。
もちろん別の資格試験でだが。