『「考えられるだけのミスをリストアップして、実際にミスしてみる」
ほうがはるかに効果的です。
詳しくなれば、避けやすくなるし、発見して修正することもできやすい。
講義で何度もオススメしていますが、実際にやっている人は多くないようです。
やっぱり「ミスはイヤなもの、避けたいもの、見たくない!」
というイメージが強いのかもしれません。』
実際にやってみたがどうにも効果が実感できない。
例えば事例Ⅳにおいて
「D社の経営状況を示す為に適した経営指標を選んで計算結果を記せ」という指示に対して間違えてみる。
「D社の自己資本比率を算出する事にして、D社の自己資本と総資産を持ってくるべきところ間違ってX社の資本金を持ってきてしまった」という間違いをやってみる。
電卓を叩いていても身が入らない。
計算結果が出ても、「それがどうした」と自分に突っ込みをいれたくなる。
もう一度考え直してみた。
『考えられるだけの・・・・』という部分が抜け落ちていたのではないか。
ろくに考えもしないで、へらへらしながら「たとえばこんな間違い」と集中する事もなくやっていたのではなんの成果もないだろう。
実際の試験の状況を想定して極限状態を思い浮かべながら、
「本番でやらかしたていたと思うとぞっとするぜ」という思いで、真剣に問題と向き合って問題文、与件文をしゃぶりつくすように読み返しながら、起こりうるミスを抽出すれば、「処理に集中するための事故を防ぐ準備」になるのではないか。
事例Ⅳの計算間違いばかり想定していたが、例えば事例Ⅲで『「対応できていない事」を間違って引っ張ってきたとしたら』というような抽出を真剣にやってみるとむしろこちらの方が実感がわくのかもしれない。
実際に試してみるしかない。『考えられるだけ』考えてみる、『もう考えられません』というほどに。