恋ヶ窪・西所沢・入間校の川口です。
私は心理テストとか結構好きなのですが、先日スマホで見つけたエニアグラムと言う性格診断をやったところ、「調停者」という結果が出ました。
リンクはこちら⇒ エニアグラム性格診断
「調停者」とは、平和と調和を望み、世のバランスをとる人らしく、時と場合によっては優柔不断で事なかれ主義に思われることも。
とまぁ、胸に刺さって痛いところもあるのですが、悪い点も指摘してくれると「こういうところ気をつけよう」といった感じで弱点克服にも役立ってくれます。
ちなみに16タイプ診断はより詳しい結果が見られるので、こちらもおすすめ。
リンクはこちら⇒16タイプ診断
こっちだと提唱者(INFJ-T)というタイプになりました~。
エニアグラム性格診断では20歳までの自分で設問に答える(20歳までの考え方などがその人の本質なのだそうです)のですが、今思うと20歳以前の自分は人とのコミュニケーションが取れず、訊ねたり頼ったりするのがとても苦手で苦痛でした。
ですが、学校を卒業して様々な会社で社会経験を積み、自分の家庭をもって20数年。
半世紀を生きてようやく他人を頼ったり自分の気持ちを伝えたりが少しはできるようになりました。
そこでふと考えたのですが、なぜ未成年の頃はあんなにコミュニケーションが取れなかったのでしょう?
成人して社会の波にもまれると、色々な価値観や失敗・成功経験に触れて知識が広がりますが、未成年のうちは家庭と学校がすべてで、その狭い世界の中で育つため、家庭環境が人格を定めるといっても過言ではないでしょう。
思い返すと、私の家庭は会話が少なく、主に母がテレビの感想を一方的に話しているような家でした。
特に学校のことや子供の考えを聞かれるでもなく、母以外誰も自分から話をすることがほとんどなかったので、幼いころから自分の判断で行動していて、それで特に問題もなく当たり前に過ごしていたのです。
そして「ありがとう」という言葉もほとんど聞いた覚えがありません…。
今でしたら自分以外の人にご飯の用意をしてもらったりすればすぐにお礼を言えますが、子供の頃は毎日食事を作ってくれる母に対して父を筆頭に誰も感謝せず、家事は母の義務であり「ありがとう」と一々伝える事ではない、という図式が出来上がっていました。(心の中では思っていたかもしれませんが、口に出してはいなかった。)
そしてそれは、昭和という時代背景も相まって「母親」は家族の世話をするのが当然で、感謝されることではないと当の母自身もそのように考えていたと思います。
かくして他人に感謝を伝えず、報連相のできない私という人間が仕上がりました。
提唱者タイプ特有の「他の人と自分は何か違う」感覚のせいもあったかもしれません。
「人に頼らず自分で判断して行動しなくてはならない」という思い込みは、社会では致命的欠陥です。
たまたま上手く事が運んだ時は良いものの、失敗した時はとても怒られ、しかもどこが悪かったのか改善点が分からなかったので、失敗を恐れて余計に何も言えなかったしできなくなりました。
多分上司とかの許可や確認を取ってからやるべきことを何も話さなかったからだったのだと思います。
周りの人から見たらさぞ私は自分勝手な奴だったでしょうね…。
しかし、その時の私は「指示をもらえず、人を頼らないで自分で判断をしなくてはならない」のに責められる理不尽な矛盾に耐えかねてしょっちゅう転職していました。
思い出すと今でも胸がもやもやして辛い、黒歴史です。
墓石で葬らなきゃ~!
ですが今は暖かいJOYのスタッフや生徒さん、家族のおかげで拗れまくっていた私の思い込みは半世紀を経てようやっと改善してきました。(入社して1年未満のうちはまだまだコミュ障こじらせていましたが…)
ここに来るまで長かったし、ずいぶん遠回りしたなぁと思います…。
こんな思いは誰もしないで済むに越したことはない!
と言う事で受講生の皆さんはすぐに何かあったら言って欲しいし、解決出来たら「ありがとう!」で報告してもらえれば嬉しいです。もちろんご家庭でも実践してください。
特にお子さんのお話は聞いてあげて欲しいです!
聞くだけでなく、話の内容を振り返って考えるような問いかけもしてあげると尚の事よし。
「今日は学校で何したの~?」
「図工で○○を作ったんだ」
「何色で塗ったの~?」
「○色だよー」
「○〇くんはその色が好きなんだ?ママは広い空と海と同じ青色が綺麗で好きだな~。○○くんはどうしてその色が好きなの?」
ってな感じで。
こうすればお互いの好みも理由もわかるし、本人も何となくだったものがはっきりするので、自分軸のしっかりした人間になれます。
私もなるべく自分の子供には同じ思いをさせないよう、伝えているつもりですよ~。
なかなか難しいんですけどねぇ…。
ちなみにこういうコミュニケーションをアイ(アルファベットのI=英語で自分)メッセージというのだそうです。この辺の事はまたいつか詳しくお話したいと思っています。
長々と書きましたが、何が言いたいかと言うと、インストラクターも人間なので言葉にしてもらわないとわからない事が多々あるということ。
エスパーみたいに頭の中を読まれたら逆に怖くないですか?
そりゃまぁ、何年もやっていると質問されずとも生徒さんの様子を見ていれば大体どこで引っかかっているかとかは分かりますが、教えて欲しいのにいつまでも声がかからないことがあれば気兼ねなく仰ってください。
基本、インストラクターが何も言わないのは、言う必要がなくできていると言う事なので、「何も言われないけど良いのかしら…?」と不安に思っている方はご安心ください。大丈夫ですよ。
でも練習問題は必ずチェックさせてくださいね~!ご自身で大丈夫と思っても、終わったらインストラクターを呼んでください
その時に補足説明なんかも致しますので
逆に生徒さんご自身で大丈夫と思っていても、インストラクターから「これはこのままにしておけない、指摘せねばならない」と言った場合もありますので、インストラクターの声かけには耳を傾けていただきたいのです。
人それぞれ、色んなご事情もおありでしょうし、ひっ迫していて焦っている方もいらっしゃるでしょう。
ですが教室ではひとまず落ち着いてほしいのです。
昔からよく言うじゃないですか、「急がば回れ」だとか「急いては事を仕損じる」とか「慌てるなんとかは貰いが少ない」とか。
たまにいらっしゃるのですが、とにかくたくさん受講してテキストは1度眼を通したらおしまいにし、先をどんどん進めるタイプの生徒さんは、我々インストラクターから見たらものすごくもったいないです。
その場ではできても、間を開けるとできなくなる方をどれだけ見てきたことか…。
「会社からの命令で1ヶ月後に資格を取らなくちゃならない」というご相談があれば、そのように対応しますので、資格取得後はお時間の許す限り改めて基礎から進めて頂く事をお勧めしています。
基礎工事のきちんとしていない土地にビルを建てても崩れてしまいますよね?パソコンの勉強も同じです。(パソコンの勉強に限った事ではございませんが)
その他にもご相談いただければ、スタッフが生徒さんそれぞれに最適な進路をご提案いたします。
(ただしお応えできないご要望も場合によってはございますのでご了承ください)
「思っていたのと違う!!」と自分勝手に見切りをつけてしまう前に、お話を聞かせてくれはしませんか?
人に伝える、というのも訓練次第だと思っています。
かくいう私も人に伝える、コミュニケーションが苦手だったために苦労してきました。
前述の通り、周りの方たちのおかげもありますが、ブログなどのSNSでアウトプットをしてきたことも大きいと思っています。
でも、相手が聞いてくれなかったり、理解してくれなかったり、否定されたりしたらとても話す気になりませんよね。
ご安心ください。
先日ご回答いただいたアンケート結果をもとに、今まで以上に質問しやすくなったスタッフが親身に伺います!!
今年もお世話になりました
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
JOYパソコンスクールを
来年もよろしくお願いします
![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/025.png)