巨人たちの肖像 7話 | yamakiのブログ

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大学生です。アニメとかゲームとか特撮とかテキトーに書いてます。メッセージは送られても見ない可能性大です。

巨人は戦っていた。


目の前にいる異形の怪物と。


青く光り輝くそれは黒く濁った異形の怪物すら輝かせている様に見えた。

怪物と取っ組み合いで押さえ付けようとするも巨人はなかなかマウントが取れなかった。



怪物の腹に蹴りを一発いれ、距離を取った。


怪物は大きな声を上げ喚いてみせた。


その内に剣を成形しようとした瞬間、異形の怪物は尻尾を振り回し、左肩に思い切りヒットした。


デアッ!とうめき声を漏らした巨人は肩膝をついた。


ハァハァ・・・。と苦しそうに呼吸してるかの如く左肩を抑えていた。


こいつもしかして人間の時に受けてる傷をそのまま反映させて戦っているのか・・・?


隆の予想は当たっていた。が、今はどうすることも出来ないのが現状だった。


ハァァァ!と巨人は覇気を捻出し、右腕から剣を形成した。


奇声と共に降りかかって来た尻尾を剣で受け止め、それを一刀両断した。


切れた尻尾の先端から血が溢れだし、緑の木々を真っ赤に染め上げた。


苦しみ悶える怪獣に巨人は容赦なかった。剣は怪獣の右腕を、左腕を、そして腹を引き裂いた。


そして距離をとり、手の先から光線を放ち、怪獣の存在ごと消去した。



何もなくなった地表にはいつも通りの緑があった。そして淳の姿も。


「大丈夫か?」


隆が寄り添っていくも、淳はそれよりも早く倒れた。


「おい!おい!」


隆のそんな声も届くはずはなかった。


隆はとりあえず淳を家に送り届ける事にした。