戸郷投手の復帰登板 | おもて梨の心

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昨日、ジャイアンツの戸郷投手が1軍復帰登板をした。

結果は6回3失点。

開幕のヤクルト戦とたいして変わらない結果となった。

https://hochi.news/articles/20250505-OHT1T51162.html?page=1


確かにストレートの急速150キロを超えて、伸びのある球威に見えた。

しかしながら…またしても6回降板。82球というエースと呼ばれる投手として物足りない結果になった。


この結果を見た時、近代野球のエースの条件はハイレベルになったなぁと。


今、巨人の事実上のエースといえば山﨑伊織投手。

彼はまず、100球を超えても150キロ越えの球を投げる。

そして、勝負球に使える変化球が多い。

シュート・スプリット・カット・カーブ・チェンジアップ・スライダー・フォーク・ツーシーム。


一方、戸郷投手は昨日見た感じ、フォークとスライダーのみ。

近代野球では、さすがにこれはきつい。


ドジャース山本由伸投手見ても、変化球の勝負球が多い。

山本投手も戸郷投手と同じアーム式気味に投げるが、メジャーに行く前年ぐらいにフォームチェンジして今の様な成功を成し遂げている。

さらにストレートも155を超えて投げる。


今はDL入りしてるが、ダルビッシュ投手も一体何種類あるんだと考えるほどの勝負球となる変化球がある。


日本でも西武のエース今井投手は多種多様な変化球と100球超えた終盤に156キロを超えるストレートがある。

今井投手も2年前ぐらいからフォームチェンジしている。


前年まで在籍していた菅野智之投手もストレートは遅くなったが、勝負球となる変化球が多彩だった。

それと圧倒的なコントロール。


たとえばレジェンド投手の江川投手は、あるテレビ企画で急速をAIを駆使して計測したところ、150球超えても急速158キロで回転数2750rpmという大谷翔平越えの化け物ストレートを投げていた。

つまりストレートという名のホップ成分の高い変化球を持っていた。それと切れ味鋭いパワーカーブ。そして圧倒的なコントロール。

まさに怪物。


これらがエースの系譜。


今のままでは戸郷投手は中継ぎレベルなら無双するが、先発エースとなると微妙になってしまう。

これが近代野球におけるエースと呼ばれる投手の条件が厳しくなってきたという証拠。


戸郷投手。

今年はこのまま、こんな感じで防御率3点台台を目指してやるしかないだろう。残念ですが。

いろんな発言を誌面で読んで見たが、どうやらフォームチェンジはしないという頑固さがあるみたい。


その後に打たれた巨人投手陣は単に実力不足なんで仕方ないです。

横川…ストレート150超えない、変化球も投げてみないとわからないタイプ。基本コントロール悪い。

堀田…勝負できる球種がストレートとチェンジアップしかない。急速も昔あった156キロ越えはもう出ない。コントロールがアバウト。


事実上、現在の巨人投手陣は、山﨑・井上の2枚看板なので、今日と明日の内容で今シーズンが見えてくると思います。


問題はピッチャーよりも野手の方なんだけどね。