バント攻めの何が悪いのですか? | おもて梨の心

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最近、阿部慎之助監督の大城選手へのバント指示に不平不満を書き込む方がいるが、本当にダメな作戦でしょうか?

 

 

文句を言う前に、なぜバントをさせるか考えてみてください。

 

大城選手について。

彼の昨年の打率281本塁打16打点55。これがキャリアハイ。

これはポイントゲッターとしてはかなり低い部類の選手です。

そして、11、10、12と3年連続で併殺が2桁の鈍足打者。

これでは強行策が打ちにくい。

長打率も4割そこそこ。

高橋由伸の長打率は生涯平均5割。松井秀喜に至っては生涯平均6割弱。

この打撃信頼の無さがバント指令を生み出している。

 

20年前の小久保やローズやペタジーニがいたHR200発打線なら強行策は納得いくが、単打しか望めない現在のピストル打線ではバント作戦が妥当となる。

 

いかに文句言ってる人達がゲーム野球しかやってないか。

要はバントでバットに当てられないものはスイングしたって当たらないのよ。

投手の球は綺麗にまっすぐ来てないし、ストレートでも微妙な変化と高低と奥行きを使って投げてるわけで。

 

阿部の作戦に文句いう前に、大城の選手としてのデータをもっと見るべきだし、この数年彼の足で何度チャンス潰してきたか。

だったら阿部ぐらい打てよという話。

阿部慎之助のキャリアハイ

打率340(2012) 本塁打44(2010)打点104(2012)長打率6割(2010)。

 

阿部がダメなら、1987年の山倉ぐらい打てという話。

山倉和博の1987年。

打率273 本塁打22 打点66 長打率.486 犠打5 盗塁3。

これで8番打者。

こういう事。

 

要は大城の打撃力と走力が中途半端だからバントになる。

 

それよりも守備の崩壊の方が心配。

門脇の体重増加で動きが鈍いし身体にキレが無い。硬い。

坂本、丸の衰えが急過ぎる。

 

今年はAクラスに入れば上出来と思っている。

私の考えでは浅野世代が22歳ぐらいになったら相当強いと思ってます。

浅野の同い年の野手ティマ、中田、相澤、三塚。投手では吉村、田村。

世代的に近い京本など、育成戦略で凄い事になってる。

この辺りが1軍活躍する頃が一番期待持てるので、今は種を蒔く時期だと思っています。

 

大城も31歳。

そろそろ終わりが見える年齢。

私個人的には代打大城、レギュラーキャッチャー山瀬の方が良いかなと思っています。

3年後の巨人を考えると同時に、梶谷故障で左の中距離打てる代打が手薄な点。

 

勝っても負けても喚きなさんな。

3年後の黄金期の為だと思えば良いだけ。