この二日間の興行を見て、正直な感想は「新日本プロレスこれから数年は下降していくなぁ」という印象を受けました。
先ずは昨日のメインのIWGP世界ヘビー級のタイトルマッチ。
内藤哲也の動きが鈍いからSANADAが合わせるのが大変そうだった。
基本的に彼らは攻撃型というよりも受けの上手い選手達なので、相手なりの動きをしてしまう危険性がある。
内藤も今年で42歳という年齢。
昔で言うと猪木が衰え始めた昭和60年ぐらい。丁度この年の年末に藤波にドラゴンスープレックスでピンフォール取られた年。
つまり絶対君主が崩壊した年。
そろそろ内藤もどうフェードアウトするか考える時期。
そしてSANADAの真面目さの失敗。
あんだけ内藤の動きが悪かったら、ストーリーとは関係なくフォール取るべきだった。
鈍い内藤に負けたSANADAに商品価値は無くなった。自分の商品価値を考えて勝つべきだった。
会社には事後報告で始末書出せば良い。
今までだったら、オカダ・カズチカという猪木以来の絶対エースがいたからSANADAが負けてもストーリーに影響する事は無かったが、オカダはもういない。
期待の3本柱に託したいんだろうけど、SANADA世代が壁になる役割をしないといけないのに、会社はオカダロスでストーリーを焦ったんだろうね。
そしてもう一つはIWGPジュニアの試合。
単なる胸糞試合じゃなくて、あぁ新日本終わったなという試合。
敢えてはっきり言おうかもう、八百長プロレス。
はいもう、プロレスは八百長です。
プロレスは八百長です。
プロレスは八百長です。
八百長以外なんだというんですか?
暗転するとか。
暗転なんてスタッフに頼まないと出来ない事でしょう。
私はなんで許せないのかというと、棚橋新社長に言いたい。
あんた、ハッスルを否定してたのにやってる事がハッスル以下じゃん。
もうハッスルを知らないプロレスヲタがいるらしいが。
ハッスルは完全ストーリー重視。
暗転やレイザービームなどギミックは当たり前。
ファンもプロレス通が多いから、プロレスを揶揄するハッスルが面白かった。
だから、レイザーラモンHG・RGもレスラーに勝てる。海川ひとみも勝てる。
だからハッスルはプロレスと名乗らず、ファイティング・オペラという事だった。
もう新日本さんはキングオブスポーツを捨てたんですか?
捨てたんだったら良いですけど。
スポーツは八百長ダメですからね。
エンタメレスリングでいいよねもう。
プロレスという看板は下げてください。
私の友人の父親が、元新日本プロレスやUWFの上役の方だったんでその時聞いたのは…。
いろいろ予定調和はあるけど、タイトルマッチだけは技術の応酬を本気で見せるという事だった。
そうタイトルマッチはその団体の看板の役目だった。
だがここ最近の新日本はストーリー重視でタイトルマッチのプライドを捨てていた。
これがブシロードプロレスなのか。
なら私はブシロードプロレスとはおさらばする。
なにもストロングスタイルなんてのはいらないから、健康的なプロレスを見せて欲しかった。
馬場さんも言ってたが70年代の全日本は凶器乱闘当たり前でレフェリーがすぐ気を失うという不健康なプロレスだった。
それが四天王プロレスで肉体の限界まで頑張るという健康的で爽やかなプロレスに転向したら全日本プロレスは人気を取り戻し馬場さんはその試合内容に実況で涙を流していた。
政治家も芸能界も汚いからこそ、プロレス界ぐらいは健康的であって欲しかった。
ブシロードプロレスは70年代の全日本プロレス。
こんな時代遅れのプロレスに興味湧かない。