紅白やレコード大賞に文句を言う人達。
昭和の時はこうじゃ無かったという寝ぼけた人達。
では昔はどうだったか?
AKBなど複数枚CDを購入する人に文句をつける人。
この人達は何も知らないんだよね。
うちはレコード店だったんで覚えているのですが、昔は、音楽好きの人は同じレコードを最低でも3枚購入してました。
レコードは、かける度に針で削られるので音がだんだん悪くなる。
だから複数枚買うのが当たり前だった。
そして昭和55年ぐらいからウォークマンの登場により、レコード購入枚数も減り代わりにカセットテープの需要が高まった。
同時にレコードレンタルショップが昭和58年ぐらいから増え、個人店舗のレコード店が廃業して行った。
時同じくしてCDの登場により、複数枚購入者が減りレコード業界は衰退して行った。
90年代一時的に小室哲哉やビーイングなどの影響でスマッシュヒットはあったが、CDコピー問題などで業界は衰退して行った。
業界はコピーコントロールCDを発売したが、さらに音楽離れが進んだ。
2000年代中盤からアイドル戦国時代とK-popの台頭によって業界は盛り上がったのだが、世界戦略に遅れた日本は傷口が広がってるのに気づかないでいる。
世界的配信サービスの登場により、音楽が安価で楽しむ事ができる様になり、楽曲の売り上げに頼っていた日本のアーティストは壊滅状態になる。
この様に衰退の歴史の音楽業界。
複数枚購入を否定している人は昔のレコードの買い方を知らないんだろうな。
あと、アーティストにとって重要なコンサートも昔はS席A席B席と席種があったのに、今はどこの席も同じ値段。これじゃアーティストに儲けは出ないよ。
なんでこうなったかというと、頭のおかしなファンが平等にしろと言って変わったらしい。
こういうお馬鹿ちゃんのファンのせいでアーティストが貧しくなっていくんだよね。
海外は席種で値段が違うのは当たり前だから、K-popアーティストも日本公演するよりも東南アジアの方が儲かるので今はそっちに移ってますよね。
先日もK-popイベントが休止しましたね。もうそろそろ最前は10万でも良いと思う。安過ぎるし円安なんで外タレは来ないよね。
こんな状況で、昔みたいにというのは酷な話。
お手軽さが業界の貧困を招いたという事を知って欲しかった。
うちは大怪我する前に廃業したんでね。
今、タワレコとhmvぐらいでしょ店舗って、両方とも外資だしね。
そういう事です。