Twitterでプーチンの10年前の演説が出回っていた。
そこには、心地良いほどの言葉が並べられていた。
だが恐ろしいのは。
「こういう理由があるから、プーチンは正しい」という書き込みがあった事。
ふと、思い出した。
そうヒトラーの演説だ。
彼の言葉は、勇ましい言葉ではなく、民衆が心地よく感じられる言葉が並べられている。
そして、その共通点は…。
「正論」だと言う事。
正論を楯に、人を危める口実を作ってしまった。
そして、反論を認めず、全体主義へと進む。
今回の場合。
すぐに歴史や過去を持ち出す人がいる。
過去が悪いから、やられて当然。と平気に言う人。
「じゃあ、あんたの祖父が奴隷なら、あんたも奴隷でいいのか?」
過去は過去、今は今。
日本の左側の人は分裂したね。
「悪は悪」としっかり言う人と、ロシアにソ連の面影を追ってる人に分裂した。
そして、ソ連の面影を追った人は、何故か右翼と同調して、陰謀論を言い出す。
「戦争そのものに正義は無い」って、散々教わったのに。
今、ウクライナが擁護されてるのは、民間人がロシア軍の標的にされてる事。
もし、ロシア国内でロシアの民間人が標的になっていたら、今のような擁護は無かったかも知れないが。
現状は一方的にウクライナが攻撃を受けているから、擁護されている。
ウクライナも承知してるのか、絶対ロシア領土を攻めようとしない。
だから「侵略戦争」と位置づけされる。
「戦争やめて!」という抗議ではなく「ロシア軍よ撤退してくれ!」が、正しいと思う。
私の中で、ロシア軍の中から一人でも多くの「ククルス・ドアン」が出る事を望んでいる。