昨今、ネトウヨ系のYouTube放送でKPOPの事をすぐに「ごり押しだ!」と批判される方がいるのですが。
もう少し冷静な判断と分析をお願いしたいのです。
まぁ昨日の「今夜くらべてみました」(12/22放送)は、ごり押しと言われても仕方ない内容でした。
あれは酷い。
特に「大沢あかね」。今更、KARAとか東方神起って。
そもそも、今のKPOPアイドルは、KARAや東方神起、スーパージュニアも知らない世代になってますよ。
話は、本題の話へ。
KPOPに関しては、ごり押しという表現は間違ってると思います。
なぜなら、根本的問題が日本側にあるからです。
その1「JASRAC問題」
何年か前にヤマハ音楽教室で演奏しようとしたら「金を払え!」とJASRAC側に訴えられた。
2、若年層へのアプローチ
上記の理由により、10代の若者は簡単に音楽だけにお金を払える状況では無い。
そこで若者に寄り添ってくれたのが、KPOPという事。
YouTubeやVliveでの無料放送。
歌番組もフルコーラスで毎回やる。
一方の日本。
音楽番組はフルコーラスをやらない。
MVもショートバージョンでやったりする。
最近はKPOPを意識してかMVもフルでやる事になったが、少し前まではフルを見たいならMVのDVDを買え!という細かい商売をしていた。
「まぁ〜せこい!」
YouTubeで、いろんな国の方がKPOPのリアクション動画を出しているが、日本の場合は著作権がうるさいので、音無しリアクションという「なんじゃこりゃ?」状態。
これじゃ若者は避けるよ。
3、アイドルへの憧れ
若年層の中でもアイドルへの憧れというものがある方もいます。
その時、今の日本の状況を見てどうか?
女性アイドルの場合。
とにかくチェキ売りに必死のアイドル。
歌やダンスは二の次。
歌やダンスがダメでも、センターになれる。
努力のしがいが無い。
日本ではアイドル番組が皆無。
じゃあ世界を目指すわ!って事になる。
なまじ、国内需要があるから世界に出なくても食っていける日本の音楽業界。
このような事情があるから、KPOPへの馴染みがあるという事。
ただそれだけ。
なぜこの様な状況になってしまったのか?を考えないといけない。
他にも日本側に問題が山積みなのだが、今日は代表的な事だけを抜粋しました。
相手を攻撃するよりも、まず自分の周りを事細かく見る事が大事なのでは無いかと思います。