ガジェットと一緒に買った本。
先日ふと三島由紀夫の文学に触れ、魅入られるようになってしまった。
文芸だけでなく、世俗に対してもいろいろ語られているので、入門書としてこの2冊を読んでいる。
100の言葉は、完全なる入門書。
だけど、全てが今に通じていて三島は天才だと改めてわかる。
文化防衛論は、まさに現代の世相を描いている。
50年も前の作品なのに、三島の天才的な先見力が書かれていた。
三島が愛したのは日本の文化・芸術である。
決して右翼的な愛国者ではなく、文化によって培われた日本の精神の美しさを愛していた。
今その文化(美しさ)がことごとく壊されている事を三島は予知していたんだろう。
私が生まれる前に自決した三島。
すごく魅入られる作品が多いので、これからも読み続けたい。
(できれば、kindleでも販売をお願いしたい)
