昼のDDTに続いて同じ後楽園でのユニオン プロレスを観た。
この日のオープニング マッチは久保佑允選手 vs 中津良太選手のシングルマッチだ。
ゴローJr.改め久保佑允選手はランカシャー スタイルのレスリングだと思っていたが、ご当人はルチャを学びヨーロッパスタイルのレスリングはビデオで観て覚えたというから凄い。新人ながら中津選手も大健闘だったが、試合は久保がドス・カラスクラッチで勝利した。
第2試合は円華選手with 立花はるみ vs レディビアード選手 with 竜剛馬のシングルマッチだ。
またしても立花はるみ嬢の取り合いなわけだが、試合は円華選手がスクールボーイで丸め込んで勝利したが、ご当人の立花はるみはビアード選手と意気投合となってしまった。
第3試合はユニオンプロレス認定Fly to Everywhereワールドチャンピオンシップ3WAYマッチで、チェリー選手(チャンピオン)vs 石橋葵選手 vs ハイビスカスみぃ選手だ。
みぃ選手はなかなかいい動きをしておりエビ固めでチェリー選手を丸め込んで3カウント取り勝利した。これにてFly to Everywhereワールドチャンピオンのベルトは琉球ドラゴンプロレスに流出してしまった。
第4試合は大家健選手&紫雷美央選手 vs 大家拳號選手(真霜拳號)&諸橋晴也選手のタッグマッチだ。
拳號選手がパワフルなファイトで圧倒し美央選手をクロスフェースで仕留めて勝利したが、凄まじい大家コールだった。
第5試合はMEN’Sテイオー選手&宮本和志選手&SAGAT選手 vs 柴田正人選手&風戸大智選手&三富政行選手の6人タッグマッチだ。
どうやら三富選手と風戸選手のコスチュームが変わったようだ。三富選手はよりバブリーに、風戸選手は太陽と海をデザインしたような明るいデザインになった。相変わらず打撃もグランドも飛び技も素晴らしい風戸選手だったが反則を繰り返すMEN’Sテイオー組に翻弄され、試合は風戸選手をバックドロップ+宮本選手のラリアットの合体攻撃。グロッキー状態の風戸選手をSAGAT選手がスリーパーで絞めあげて勝利した。
第6試合は福田洋選手vsスーパー・ササダンゴ・マシン選手の二代目マッスル坂井決定戦だ。
この試合の勝者にはマッスル坂井の証として、初代マッスル坂井が自身のアイデンティティーとして使用していたとされる黄金のバギーパンツが贈られ、以後「二代目マッスル坂井」として活動してもいい権利が与えられるという。リング上はさながら物干し場のようになった。コミカルなやりとりだが試合は丸め込んだ福田選手がさらに腕十字につないでギブアップ勝利。
晴れてバギーパンツを獲得するも、マッスル坂井の権利とともにマッスル坂井の住宅ローン(残高約3500万円)や固定資産税のほか各種税金の支払い、坂井の妻子の扶養義務、子供の保育園の保育料などの支払い義務があるという。それを聞いた福田が「(権利証へのサインを)お断りいたします」とマッスル坂井継承を丁重に断わった。
ササダンゴ マシーン選手は右膝を怪我しているようだったが善戦、また大いに笑わせてくれた。
また、福田選手も継承を断わったといえ、この試合でマッスル(ササダンゴ)スピリットを継承した様な気がする。
セミファイナルはインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合。第22代王者の木高イサミ選手vs坂口征夫選手だ。
これは素晴らしい試合だった。お互いの持ち味を出し切り気迫の試合だった。ジョーと力石じゃないが、いいライバルのようだ。試合はイサミ選手が勇脚・斬で勝利したが、今後の両者の行方が楽しみだ。
メインイベントはユニオンプロレス認定シングル王座ユニオンMAX選手権薔薇1000本デスマッチで、第4代王者のFUMA選手 vs 石川修司選手だ。
この試合はロープエスケープ、およびローズエスケープなし、反則裁定なし、場内にあるすべての薔薇を使用可能、決着は3カウントフォール、ギブアップ等、通常のプロレスルールで決着するというものだ。
試合はキングレギオンの介入で、FUMA選手がダイビング・ヘッドバットで勝利した。
このところどうも不発の打ち上げ花火のようなモヤモヤが続く大会が続いている。なにか肝心なところが抜け落ちているように感じる。ベビーフェイスで若手の急先鋒であったFUMA選手が悪の黒幕になるんであればそれ相応の理由がと思うのだがそれが無い。SAGATO選手にしてもそうだ。100の犯人には100の動機があるのものだ。真面目なFUMA選手が一瞬で大転換をしたのであれば脆弱な動機はあり得ないだろう。
ユニオンのファンが事の成り行きをじっくり見守る胆力がある事を祈りたい。

